ソロアルバム『地球 東京 僕の部屋』には、パーソナルな要素が詰まっている(ゲスト:和田唱)【後編】

ソロライブツアー『一人宇宙旅行』とは?

権八:聞いてるだけで面白そうで見てみたい。

和田:ぜひいらしてください。

澤本:タイトルが『一人宇宙旅行』と書いてあるじゃない。そんな感じですよね。

和田:そうですね。自分の部屋のような感じもあって楽しいですよね。でも気が抜けないですね。

権八:『一人宇宙旅行』というのは自分が旅していくということで。

和田:そうですね。自分の音楽的ルーツの旅でもあるし、あとは本当に1人だから、どうなるか全然先が見えないんですよ。そういう意味でも宇宙旅行っぽいなと思って。

権八:決して矢追純一さん的な、UFO的な話ではなく?

和田:あぁ、それいいかもしれない(笑)。遭遇的なね。それ第2弾。『一人宇宙旅行 遭遇篇』。

権八:和田さんと言えばUFO大好きですから。

澤本:今回は1人でやるじゃないですか。トライセラで3人のときは、おしっこ行きたくなったときは誰かのソロのときにちょっと行って戻ってくるという。

和田:本当に不思議なもので、トライセラのときは林と佳史がベースとドラムでバーンとセッションするコーナーがあって、そこで僕はパーッと行くんですよ。でも今回はそんな時間ないから、ずっと1人で出ずっぱりだからどうしようと不安だったんです。ところがトイレ行けないとわかってやると、したくならないんですよね。いつもはあそこでおしっこ行けるとわかってるから、そこに向けて体がどんどんしたくなるんですよ。

権八:なるほど(笑)。

和田:今回は行けないぞと知ってるから不思議と出ない。

澤本:僕、それ聞きたかったんですよ。前にそこがないと行けないとおっしゃってたから。

和田:不思議なものですね。人間の体ってちゃんと言うこと聞くんですよ。

権八:え、大丈夫ですか、今は? ナウナウ?

和田:ナウ? あ、平気。

権八:良かった。平気なところを確認したうえで、そろそろまた恒例の。今週もクリスマス間近ということで弾き語りをお願いしたいんですが。

和田:じゃあ前回は全部日本の曲だったので、今回は外国の曲を入れていきましょうか。まずはビートルズ。ちょうどホワイトアルバムの50周年版が出たので、ホワイトアルバムから1曲と、自分のソロアルバムの『1975』。『1975』は前回同様、お二人にコーラスをお願いします。それを挟んで、もうすぐクリスマスなので、最後にクリスマスソング『Let it Snow』をぶちこんでみたいと思います。じゃあ、聞いてください!

<♪〜演奏>

権八:いやぁ、素晴らしい。ありがとうございます。和田唱さんで、ビートルズの『Back in the U.S.S.R』、『1975』、そして『Let it Snow』の3曲をメドレーしていただきました。

和田:コーラスもお二人どうも。ご苦労様でした。

権八:これちなみに、なぜ『Back in the U.S.S.R』に?

和田:ホワイトアルバムが出てからちょうど50周年というのもありますしね。澤本さんとビートルズトークもよくしていて。

澤本:僕、『Back in the U.S.S.R』が大好きなんです。今年ポールのライブ行きました?

和田:行きました。

澤本:僕は行けてないんです。ポールのライブに行くと『Back in the U.S.S.R』をやってくれること多いじゃないですか。

和田:必ずやりますね。

澤本:自分的には一番高揚して。

和田:確かにこれやってくれるとうれしいですよね。絶対やってほしい曲と、もうやらなくてもいいと思う曲と、ありますよね(笑)。

澤本:ホワイトアルバムも50周年で、ちょうど選曲的にも素晴らしいと思いますね。

和田:ありがとうございます。

次ページ 「東京育ちの東京の歌をつくりたかった」へ続く

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