【前回記事】「次世代クリエイティブ創造プロジェクト始まる!」記事はこちら
手掛けたケーススタディから、二人を紹介します。
江夏由洋氏の事例紹介
中田拓馬氏の事例紹介
SYNESTHESIA HILLS
2018年10月に京都でオープンしたイルミネーション施設のインタラクティブコンテンツ。イルミネーション全体のコンテンツ提案やデザインディレクションにはじまり、最終的にはメインコンテンツ全体の監修を担当しました。画像はメインコンテンツの頂上に設置したスクリーンを撮影したもので、傾斜のきつい丘の頂上であることから風と雨の影響を受けやすく、耐候性を確保するためロープを張り巡らせて作った16メートルワイドののスクリーンを設置しました。コンテンツとしては、その土地を象徴する滝をモチーフとした映像を投影しています。他にも頂上に向かう道中にはPhillipsのHUEを50台同時制御した色の変わる空間照明や、KINECTを使ったインタラクションなど、野外ではなかなかお目にかかれないコンテンツが展開されています。
OMRON LIGHT TABLE
日本科学未来館で開催されたSingularity University Japan Summit 2017の、OMRONブース用に開発した、タッチパネル式IoTインスタレーション。会場中に設置した50台の環境センサーの情報をリアルタイムに取得し、各座標の温度、湿度、にぎやかさ、気圧などを視覚化。体験者はマップ上の気になる座標をタッチすることで、そこのリアルな情報をさまざまな形で表示、取得できるようになっています。ほかにも、環境センサーを参加者に身に着けてもらうことで、動く人物の位置を常にトラッキングできるようにもなっており、IoTデバイスで得られる情報をどう活用するかを考えてもらう、実証実験的な側面も兼ね備えた作品です。
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