熱狂ファンはブランドに貢献する?「JAPAN CMO CLUB」が、次世代CMOとマーケティングの課題を議論

マーケターに求められるのは好奇心とフットワークの軽さ

二人の話を聞いていると苦労した話も、楽しくポジティブな話に聞こえてくるという共通点がある。マーケターの資質に関係があるのだろうか。この問いに対して、大谷氏は「マーケターは好奇心旺盛でどんどん動ける人が向いている。ネガティブな思考の人は、あまり向いていないかも。情報を集めなければいけないので、この人に情報をシェアしたいと思ってもらえる人が向いていると思う」と回答。

早川氏も「自分はなんでもワクワク楽しそうに話すことが得意。マーケティング思考は誰でも備えることができると思うが、お客さまに寄り添うことがマーケターに求められることなので、人に対して興味を持つことができるなど、好奇心旺盛な人がいい」と答えた。

最後に、マーケターの魅力について問われた2名は「人より半歩前に進んでいけること」(早川氏)、「自分がつくったもので喜んでくれる人がいることが嬉しい。あとは昨日の自分と比べたときに、成長している自分を感じられるところも」(大谷氏)と語った。

最後に大谷氏から女性としてマーケターとしてのキャリアを積んできた自分の経験を「JAPAN CMO CLUB」を通じて、若手のマーケターの人たちに役立てることができたらとの提案があった。「最近、自分の経験をできるだけ多くの方に共有したいと考えるようになった」と話し、「JAPAN CMO CLUB」の新たな企画のヒントも生まれたセッションとなった。

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JAPAN CMO CLUB
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