JAGDA新人賞は、赤沼夏希(博報堂)、岡崎智弘(SWIMMING)、小林一毅(資生堂)の3名に

「JAGDA賞2019」の発表と合わせて、「JAGDA新人賞2019」が発表となった。

「JAGDA新人賞」は、1983年に創設。毎年、会員作品集『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される、有望なグラフィックデザイナー(毎年10月31日時点で39歳以下のJAGDA正会員が対象)数名を選出している。

本年度は年鑑『Graphic Design in Japan 2019』選考会において、対象会員152名の中から厳正な選考の結果、赤沼夏希氏(博報堂所属)、岡崎智弘氏(SWIMMING主宰)、小林一毅氏(資生堂所属)の3人が選ばれた。

受賞作品展となる「JAGDA新人賞展2019 赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅」は、5月28日より東京・クリエイションギャラリーG8にて開催。その後、大阪、熊本、新潟、愛知を巡回予定。

赤沼夏希(博報堂所属)
1990年香川県生まれ。2015年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。同年、博報堂入社。

受賞対象作品:鯖寿司専門店のロゴ「みやこの鯖寿し」(美濃吉食品)、講演イベントのポスター「カタリストライブ」(博報堂)、鋳物の展示会ポスター「いもののかたち’18」(日本鋳金家協会)、イラストレーターの個展グッズ「花とおんな」(一乗ひかる)他。

 


 

岡崎智弘(SWIMMING主宰)
1981年神奈川県生まれ。2003年東京造形大学デザイン学科卒業。アイルクリエイティブ勤務を経て、’11年9月よりデザインスタジオSWIMMINGを設立。グラフィックデザインを基軸に、印刷物・映像・展覧会など視覚伝達を中心とした領域にて、デザインの仕事に取り組んでいる。

受賞対象作品:個展のポスター/出品作品/空間構成/映像「イメージの観測所」(日本デザインコミッティ)、博物館・放送局の企画展出品作品「概念のへや じかん」(NHKエデュケーショナル+NHKプロモーション)、博物館・放送局の企画展グッズ「しめじの解散」(NHKエデュケーショナル+NHKプロモーション)他。

 


 

小林一毅(資生堂所属)
1992年滋賀県彦根市生まれ、大阪府寝屋川市、神奈川県横浜市育ち。2015年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。同年より資生堂クリエイティブ本部所属。’16年東京TDC賞、’19年日本パッケージデザイン大賞銀賞受賞。

受賞対象作品:個展・イベントのポスター「GOOD SUMMER」(東京武蔵野美術学院)、自主製作作品「Graffiti/Stickers」(小林一毅)、予備校のポスター「道標」(東京武蔵野美術学院)他。

 



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