7回目を迎えた、「アドタイ・デイズ」のテーマはずばり「HOPE」。目の前の課題に向き合う日々の仕事から、少し視線を上げる。そしてゼロベースで未来を見つめ、そこに新しい希望を見つけることができないか、広告・マーケティング界を牽引する皆様方と2日間に渡り、議論をしてまいります。
本レポートでは広告マーケティングを支援する注目企業の講演内容を紹介する。
顧客の『その時』『その場所』の心理にささる消費者体験の創りかた ~日常行動→来店行動→購買行動を統合した先にある個客体験~
株式会社unerry
代表取締役
内山 英俊 氏
現代の消費者は、毎日リアル・ネットを合わせて約2500~3000個の広告を目にしています。その中で好意的に認知できるものがどれ位あるでしょうか?
これからのマーケッターは今まで以上に、消費者の行動コンテクストや情報を伝えるタイミングを読むことが求められます。それが消費者にとって心地よいものであれば、「必要な情報」「魅力的な体験」と感じてもらえるからです。そのためには、消費者を部分的にではなく、日常行動・来店行動・購買行動を一気通貫してとらえ顧客体験を設計することが効果的です。
本講演ではオフライン行動ビッグデータを活用した最新事例を通じて、これからの消費者体験の創りかたをご紹介します。
運用型広告の成果向上を約束するアジャイルマーケティングとは? ~アジャイルなカルチャーを共有し、広告主と代理店を1つのチームに~
株式会社オーリーズ
代表取締役
鈴木 多聞 氏
「アジャイル」とは、「素早い」「機敏な」といった意味合いがあります。デジタルテクノロジーによって、顧客から多様なフィードバックをリアルタイムに得ることができるようになりました。そんなデジタル時代においては、「経験や慣習」ではなく「検証と学び」が、「少ない大きな掛け」よりも「多数の小さな実験」が、マーケティングの成功確率を高めます。
これまでオーリーズでは、アジャイルなマーケティング支援を実践し、成果をあげてきました。広告運用から得たファクトをもとに、WEBサイト、パンフレットまでを改善した事例。運用型広告でBtoBツールの認知向上を成功させた事例。インフルエンサーを活用した動画生産体制で成果をあげた事例、などなど。アジャイル志向の広告運用によって、認知施策や優れた広告表現の開発に成功した事例をご紹介します。
カスタマーデータの徹底活用がもたらすビジネス変革 ~トランクルーム最大手企業が実践した、施策につながるデータマーケティングとは
エリアリンク株式会社
マーケティング部 部長
藤田 敦子 氏
株式会社ヴァリューズ
執行役員
子安 亜紀子 氏
株式会社ヴァリューズ
データマーケティング局 兼 事業企画局 アシスタントマネジャー
岩村 大輝 氏
全国にトランクルームを展開するストレージ事業大手のエリアリンクが、社内外のカスタマーデータを活用しながら、“お客様ファースト”のデータマーケティングをどのように進化させていったかを具体的な事例とともに紐解きます。
データ資産を活用したデータドリブンマーケティングの潮流が大きくなる中、マーケティングの現場でよく耳にする、データ活用人材の不足、ゼロベースで何からスタートすればよいのか…といった課題に対して、国内最大規模の消費者行動ログを保有するヴァリューズとの共同プロジェクトを通じ、解決策のヒントをご紹介します。
指名買いされる、ブランドのつくり方 ~meiji THE Chocolateのブランドストーリーから見るヒント~
株式会社明治
開発本部 デザイン企画部 アートディレクター
井田 紀美子 氏
株式会社明治
開発本部 カカオ開発部 開発1G スペシャリティチョコレート担当
佐久間 悠介 氏
株式会社ライトパブリシティ
クリエイティブディレクター / コピーライター
山根 哲也 氏
株式会社ライトパブリシティ
アートディレクター / デザイナー
鈴木 奈々瀬 氏
1つのカテゴリー内の競合過多、それに伴う店頭凛冽の短期化により、商品やサービスのライフサイクルがどんどん短くなっています。その環境下は、自社ブランドを手に取って買ってもらうことへのハードルが高くなっており、多くのブランド担当者様が悩まれています。そこで大切な視点は、ブランドのストーリーに共感を得ることではないでしょうか。
本セッションでは、「なぜ、その商品を買うのか」という意味を生活者に共感してもらうコミュニケーションのポイントなどを、「meiji THE Chocolate」のブランド担当者様とそれを手掛けたクリエイターと共にお伝えしていきます。
HP:https://www.lightpublicity.co.jp/
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