【前回コラム】「歌詞は自分でも意味不明!? 今年の目標はMステと紅白歌合戦に出ること(ゲスト:眉村ちあき)【後編】」はこちら
今回の登場人物紹介
※本記事は2月28日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
「MC型教師」ぬまっち先生
権八:CMプランナーの権八です。
中村:こんばんは、Web野郎こと中村洋基です。今回は澤本さんがね。
権八:メインパーソナリティーことパイセンオブザイヤーがお休みです。
中村:佐々木宏という男に捕まっているらしく。
権八:あぁ拉致られた(笑)。
中村:まだ名前だけで、姿がこのラジオに登場していない佐々木宏に。
権八:ダースベイダーみたいなね(笑)。佐々木The宏。いつか来るであろう、はい。
中村:権八さんは前回、インフルでお休みでしたが大丈夫ですか?
権八:大丈夫です。もちろんすっかり治ったけど、1週間ぐらい家のまわりのビジネスホテルを転々としてました。
中村:あ、家族にうつせないから?
権八:子どもが小っちゃすぎて、万が一うつったときに大変なことになると嫌だなと思って。切ない、寂しい日々を過ごしつつ。
中村:えー、そんな人いるんですかね。
権八:帰ってくるなと、石投げられて(笑)。インフルエンザで休みながらもCM撮影はしてましたけどね。FaceTimeで、遠隔で。失礼しました、本当に。
中村:Web野郎中村は澤本さんと手がけておりますソフトバンクの「music project」というものがございます。
→ ソフトバンク「music project」
これは「音楽とスマホで、僕らはもっと自由になれる。」というスローガンをもとに、注目のアーティストと次々にコラボしていくプロジェクトです。どちらかというと歌がCMの主人公なんですよね。だいたいCMってタイアップでBGMがかかってるじゃないですか。そうじゃなくて、曲作りから一緒にやって、それがCMの内容と混然一体となっているというのがこのシリーズでございます。
2月15日から第4弾CMとしてオンエアされているのが「スマホ舟」。澤本さんからも「いいのができたからぜひ聴いてやってくれ」ということなので、これから流したいと思います。第1弾がお正月のいきものがかり、第2弾がクリープハイプ、この前、ゲストに来てくれました尾崎世界観さん。
権八:声が高いよね。
中村:声が高いでおなじみの(笑)。第3弾が足立佳奈ちゃんというまたかわいい子がいるんですよ。
権八:へー、アイドルじゃなくてミュージシャンなんだ。存じ上げないや。
中村:この子は「ウタコク」というみんなが告白したラブレターの文章だけを紡ぎ合わせて歌にするということをやっていたと。そして第4弾が石川さゆりさん。いきなり大物歌手、来ました。「スマホ舟」という曲をつくりまして、ちょうど届いたので早速聴いてください。
中村:これは親が子どもに対して「スマホばっかり見て」と思っていたら、最近の調べでは、中高生は勉強の仕方をYouTubeで見ているから、「お母さん、子どもを信じてやってつかーさい」という歌です。
権八:今日のゲストの方にもぜひこのへんの子どもとデジタルガジェットの付き合い方を聞いてみたいね。
中村:そうなんですよね。今日のゲストは「Google超える」って言ってますからね。
権八:この「スマホ舟」、沁みるね。いい歌じゃないですか。お母さんお父さんに共感してほしいから石川さゆりさんなんだ。
中村:そうなんです。わかってらっしゃる。権八さんのお子は今いくつですか?
権八:うちはまだ幼稚園です。
中村:4歳ですよね。Web野郎中村の子どもは7歳なんですけど、4歳だとそれこそ幼稚園、5歳になったら小学校どこに行かせるんだ、お受験があるのかと。そもそも今の日本の教育は判を押したような教育でどうなんだ…とやってるところに本日のゲストは現役小学校教諭です。中村調べでは日本で一番、この先生に教えてもらいたいと思っている方が多いんじゃないかという。
権八:立派ですよ。
中村:カリスマ小学校教師と話題になってます、通称「MC型教師」、ぬまっちこと沼田晶弘先生にお越しいただいています。よろしくお願いします!
沼田:よろしくお願いします。
中村:今回は中村の紹介なんですが、まだ沼田先生と2回しかお会いしたことなくて、1回は急に対談を六本木ヒルズでやることになって、その相手にいきなり「沼田先生はじめまして」でやったらめちゃくちゃ面白いじゃないかということで。そして最近、謎の飲み会で再会したと。
権八:偶然?
中村:はい。そして私は先生のいらっしゃる東京学芸大学附属世田谷小学校に娘を入れたいと受験させて、普通に落ちたという(笑)。
権八:それ知ったうえで受験して。
中村:はい。当然コネみたいなことはないから。
権八:国立ですもんね。
中村:国立って“運”なんですよね。勉強と運が両方ないとダメで。
権八:試験って言わないらしいですよね。考査?
沼田:発育調査ですね。
中村:いい発育してるねー、みたいな(笑)。
権八:洋基くんが言うとやらしいけど(笑)。そんなことよりぬまっち先生に自己紹介をね。
中村:はい、まずは毎回ゲストの方にお願いしている20秒自己紹介をお願いできればと思います。この「すぐおわ」は広告の番組でして、ラジオCMの尺20秒に合わせてやってみていただけないかというコーナーがございます。いきなりむちゃぶりですみません。
沼田:はい、がんばります。
中村:では、どうぞ!
沼田:沼田晶弘です。東京学芸大学附属世田谷小学校の1年1組の担任をしています。いろいろなメディアに出させていただいて、子どもたちと一緒にテレビに映って、結構うれしい毎日を過ごしております。本では『家でできる「自信が持てる子」の育て方』、現在発売中です。お願いします。(ゴング)
中村:ばっちり! この本ですが、やっぱり子どもって何にでも自信をもってやれなかったりすることも多いと思うんですよ。それこそ小学校に入ったら謙虚ですよね。
権八:どうなんですか、自信がもてない子が多いんですか?
沼田:失敗しちゃいけない、うまくやらなきゃいけないと思ってると怖くなっちゃうんですよね。自信があれば転んでも起き上がればいいじゃんと思ってるから、どんどんチャレンジしますけど、しなかったり、手をあげなかったり。だからうちのクラスでよくやるのは手をあげてない子に指すんですよ。
一同:へー。
沼田:最初はなんで? という顔をするけど、「いいんだよ、先生が聞きたいから」というと、間違えたらこれ僕のせいなんですよ。指名ミス。手をあげてない子をわざわざ指してミスったから。でも、自分からあげてミスる恥ずかしさってハードル高いですよね。
権八:なるほど、確かに。
沼田:歳が上がれば上がるほどやりにくいですよね。