今回はLGエレクトロニクス・ジャパンから「LGウルトラワイドモニターの拡販アイデア」という課題のオリエンテーションです(課題詳細ページはこちら)
高付加価値のモニターが好調
はじめに、当社モニターのマーケット状況についてご説明します。現在、当社の市場全体でのシェアは5位ですが、30インチ以上の大型モニターと4Kモニターのカテゴリーではシェア1位をいただいております。特に、今回の課題とした「LGウルトラワイドモニター」市場は、規模こそまだ大きくはありませんが、約90%と圧倒的なシェアを誇っています。また、全体に目を戻してみても、当社はお客さまのニーズに応えた高付加価値製品が好調のため、数量シェアは5位ですが、金額シェアでは2位(※)となります。
「ウルトラワイドモニター」とは?
次に、「LGウルトラワイドモニター」の特長についてご説明します。大きな特長としては横幅が一般的なモニターに比べて約133%長く、画面比率が21:9となっている点です。広い表示領域でさまざまな作業ができることがメリットです。製品ラインナップは、高解像度の商品からゲーム用まで、さまざまな種類を展開しています。
ただ高解像度であるなら「4Kモニターでいいのではないか」と疑問もあるかと思います。ウルトラワイド画面の大きなメリットのひとつは、オフィスワークや、写真・映像編集の際に、異なるウィンドウを左右に並列して表示できるため、ウィンドウの切り替えによる思考の停止や手間をなくし、効率的で快適な作業ができることです。
また、最近の映画では多くが「シネスコサイズ」と呼ばれる2.35:1の比率で制作されているため、通常のモニターでは上下に余計な黒い帯が表示されてしまいますが、ウルトラワイドは、シネスコサイズとほぼ同じ縦横比のため、全画面で表示できます。ほかにもゲームでは、プレイ中の視野が広がり、優位に進められたり、圧倒的な臨場感を楽しめたり、という点が挙げられます。
さまざまなニーズにこたえる機能・特徴
最後に、「LGウルトラワイドモニター」の機能についてご説明します。映像については、超薄型ベゼル(枠)のため、非常に深い没入感を生みます。また、「OnScreen Control」というソフトウエアを導入することで、さまざまな画面調整も可能になります。
「OnScreen Control」には「My Application Preset」という機能があります。事前に「オフィスワーク」「映画鑑賞」「ゲーム」などのピクチャーモードを、あらかじめソフトウエアごとに割り当てておくと、ソフトを切り替えるだけで自動にピクチャーモードに変更されるというものです。「ブルーライト低減モード」というピクチャーモードもあり、これは紙に近い色温度で表示して、LEDが多く発するブルーライトを抑えて目にやさしい表示になるモードです。
また「Screen Split」という機能では、画面上のウィンドウを自動で整列させる機能で、作業効率を向上させます。
液晶は、人気の高い「IPSパネル」を使用しており、視野角が広く、発色も鮮やかで自然ない色彩を表現します。また、低解像度の映像も高精細に表現する機能も搭載しております。また、「ブルーライト」同様に目の負担となるとされる「フリッカー(画面のちらつき)」も、調光方式の変更によって抑える「フリッカーセーフ」によって実現しています。
また、ゲームのプレイも快適になる多くの機能を搭載しています。
ここまで、商品のさまざまな特徴や用途に応じた機能をご説明しました。いまご説明した使い方だけにとらわれない、いままでにない発想の活用法や、斬新な販促のアイデアをお待ちしております。