鎌倉市とオフライン行動データプラットフォームの運営などを行うunerry、デジタルガレージ、昭文社の4者は5月23日、鎌倉市の観光課題となっているオーバーツーリズムの解消に向け、観光客の行動を分析の上、可視化し、動態情報を取得する調査の実施に関する協定を締結した。
鎌倉市ではテクノロジーを活用して社会課題を解決する「パブリテック(Publitech)」の取り組みを進めており、今回の調査もこの取り組みの一環。「パブリテック」とは「公共(Public)」と「技術(Technology)」を掛け合わせた造語で、先端技術を用いて、社会課題を解決することを指す。
同市ではキャパシティを超えた観光客が訪れる、オーバーツーリズムの問題を抱えており、最先端のテクノロジーを活用しながら、今回の取り組みを通じ、その解決の方向性を検証していくことになる。