・FWD富士生命保険 執行役員 兼 CMO 立川麻理氏
・日本ケンタッキー・フライド・チキン
執行役員 営業戦略本部長 兼 営業戦略統括部長 小山典孝氏
・マンダム 常務執行役員 マーケティング統括 西村健氏
・ワコール 執行役員 総合企画室 広報・宣伝部 部長 猪熊敏博氏
5年目に突入した「JAPAN CMO CLUB」の24回目となる研究会が4月17日に開催になった。今回の出席者は、日本ケンタッキー・フライド・チキンの小山典孝氏、FWD富士生命保険の立川麻理氏、マンダムの西村健氏、ワコールの猪熊敏博氏の4名。
会の冒頭ではJAPAN CMO CLUBのFounderである加藤希尊氏から、5年にわたるCLUBの活動についての説明があった。「JAPAN CMO CLUB」では研究会の他、参加企業のブランドを体験しあう「分科会」と呼ばれる活動も行っている。
加藤氏は「JAPAN CMO CLUB」の研究会は分科会も含めると、これまでに50回以上開催してきた。その中で当初のネットワーキングの場から、具体的なアクションの伴う組織へと進化を遂げている」と話し、直近では東京・渋谷で「JAPAN CMO CLUB」のポップアップストアを開く企画も進んでいることを明かした。
市場環境に合わせて変わる、マーケティング部門の体制構築の課題
各社のマーケティング責任者が集う「JAPAN CMO CLUB」の研究会では、組織づくりや人材育成といったマーケティング部門の体制構築についての話題が多く登場する。今回の研究会でも、マーケティング部門を率いるトップの4名が議論を通じて、課題を共有し合った。
マーケティング部門の体制づくりと一口に言っても、その課題は部内の人材育成から社内におけるマーケティング部門のポジショニングまで多岐にわたる。
本社は大阪にあるが、各ブランドのマーケティングのヘッドクォーター機能を東京・青山のオフィスに集約させ、マーケティング部門の再強化を目指しているマンダム。ブランドごとに、マーケティング担当を置いていた体制から広告・宣伝部にマーケティング機能を集約したワコール。マーケティング部門が企画した戦略を、店舗を統括する営業部門と共有し、実行に移すための橋渡しをすることを目的に、両者をつなぐ営業戦略統括部を新設した日本ケンタッキー・フライド・チキンと、それぞれの取り組みが紹介された。
JAPAN CMO CLUB
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