鈴木福くんも参加!SDGs未来会議“子どもサミット”開催

6月13日から3日間にわたってグランフロント大阪(大阪市)で開催されている「SDGs MIRAI KAIGI」が初日をむかえ、家族向けのイベント「SDGsこどもサミット~私たちが目指す未来を描いてみよう~」が実施された。

「持続可能な開発目標(SDGs:エスディージーズ)」は、世界が抱えるさまざまな問題を2030年までに解決することを目指して作成された世界共通の目標。このイベントは、2030年に大人になる子どもたちが世界の社会課題について学び、それらを解決するためのアイデアを出し合うというもの。

子どもたちは「今困っている(取り残されている)人」というお題に対して、レゴブロックで作品を制作。チーム内で作品を発表し合い、それらがSDGsのどの目標に当てはまるかを話し合った。さらに、その課題をどうすれば解決できるか議論。リソースカードと呼ばれる「学校」「ロボット」などのキーワードが書かれたカードをヒントに、解決策を出し合った。

「今困っている(取り残されている)人」というお題に対してレゴブロックで作品を作成する様子。みんなで作った作品を発表し合い、当てはまりそうなSDGsの課題目標を議論。

リソースカードをヒントに、SDGsの課題目標に関する解決策のアイデアを出し合った。

子どもたちと一緒にアイデアを出し合ったスペシャルサポーターの鈴木福さんは、「影響力を持った人に世界の問題について発信してもらう」というアイデアとして「テレビに出る人間として貢献していきたい」とコメント。こども国連環境会議推進委員会事務局長で、本イベントを進行した井澤友郭さんは、今回のワークを通じて「自分と世界が繋がっていること」「誰も取り残されない世界」を感じてほしいとメッセージを送った。

このイベントの記録は、グラフィッカーの奥野美里(同志社大学大学院)さんによってグラフィックレコーディングにまとめられ、6月28日から開催されるG20大阪サミットで掲出される予定。

当日の取り組みや議題に出た社会問題をまとめたグラフィックレコーディングの一部。

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