コーセーは6月7日、本社で山梨県や南アルプス市などと「立地協定」と「森林整備協定」を締結した。南アルプス市内に新工場を建設するほか、ともにSDGsの推進に取り組む。
これにより自治体や地域と協力・連携し、森林保全、雇用促進、地域活性化など5つのSDGs(持続可能な開発目標)のゴールを目指していくことを目的としている。
取り組む項目には
6 安全な水とトイレを世界に
8 働きがいも経済成長も
11 住み続けられるまちづくりを
15 陸の豊かさも守ろう
17 パートナーシップで目標を達成しよう
の5つを掲げている。
当日はコーセーの小林一俊社長、山梨県の長崎幸太郎知事、南アルプス市の金丸一元市長、中央森林組合代表理事組合長の角田義一氏、やまなし森づくりコミッション会長で山梨県議会議長の大柴邦彦氏が登壇し、協定の署名が行われた。
コーセーの小林社長は、「当社の国内工場建設は42年ぶり。世界的にもSDGsへの取り組みが広がる中、当社としてもこの協定を機に、環境保全の取り組みや地域のパートナーシップなどに山梨県、南アルプス市と取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
南アルプス市に建設予定の新工場については、2021年の稼働を目指している。