日本プロモーショナル・マーケティング協会、50周年を機にブランド価値の確立を目指す

日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)は6月20日、第50回定時総会を開き、創立50周年事業の概況と展望などについて発表した。

日本プロモーショナル・マーケティング協会の岸理事長

今年、創立50周年を迎えるJPM協会は、これまで「環境の変化に積極的かつスピーディに対応しながら、当協会独自の新たな価値を生み出すことを目標に掲げ」活動を行ってきた(岸理事長)。今年度は、「“生活者を購買行動に向けて動かす領域で、日本最高のプロフェッショナル集団”であること」を定着させる1年になるという。

創立50周年事業の具体的な計画と成果として、次の4つが上げられた。

1.「プロモーショナル・マーケティング 公式テキスト」改訂新版の上梓
2.「購買行動調査 研究レポート」の発表
3.「GPAプロセス・マネジメント・ガイド」の発行と普及
4.「JPM協会展」の次世代化への取り組み

特に、「プロモーショナル・マーケティング 公式テキスト」改訂新版の上梓は、2016年から進めてきた、「プロモーショナル・マーケティング理論と体系の、時代に合わせた改定」の最大の成果と強調。今年10月に行う「プロモーショナル・マーケター 認証資格試験」も、今回からこの新しいテキストに準拠して実施するという。

このほか、「次世代協会展」のビジョンとコンセプトを、“時代と環境の変化を反映したプロモーションの現在と未来を、魅力的にわかりやすくプレゼンテーションする日本最高峰のプロモーション総合展”として規定し、グローバル化なども含めて検討を進めている。

プロモーショナル・マーケティング ベーシック』
プロモーショナル・マーケター認証資格試験[公式テキスト]
▼目次
第1章 プロモーショナル・マーケティングの全体像
第2章 プロモーション手法の計画と展開
第3章 プロモーション・ツール&メディア
第4章 関連法規等
第5章 プロモーショナル・マーケティングの計画手順
第6章 プロモーショナル・マーケティングの成果把握
第7章 インストア・マーケティングおよびトレード・リレーションズ

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