前回「地方のアートディレクターが自費で行く、はじめてのカンヌライオンズVol.3 散々悔しい思いをしたからあとは楽しむだけだぜ!篇」はこちら
電通中部支社アートディレクターの秀島です。最終話となる4回目の記事を、カンヌライオンズを終えて帰国した名古屋の自宅で書いています。帰宅するまでは完全にライオンズロスでした。
今回は、カンヌライオンズに現地で参加する価値はある?というダイレクトメッセージを国内外の知人から来ていたので、僕なりに見出した価値や成長できた部分をメインに記事にしたいと思います。最終話なので最後まで読んで頂けると、とてもありがたいです!
前回の3回目の記事はこちら
結論からいうとカンヌライオンズに参加して、300万円くらいの価値を見出せたと思います(払ったのが92万なので、これはお得!)。それは受賞作品や審査を肌で感じたのはもちろんのこと、さまざまな人と出会えたことが大きな財産と刺激になったからです。ただ、エントリーしていないと、悔しさや嬉しさが実体験できないので、エントリーしたときに行くのがオススメです。
最後の授賞式を終えて
CREATIVE MARKETER OF THE YEARには「Apple」が、CREATIVE BRAND OF THE YEARには「BURGER KING」がそれぞれ選ばれていたのが印象的でした。アップルは、最終日の昼に行われた主催のセミナーでも超満員で、ユーザーがブランドの主役であると常に提示し続けていて、その戦略を押し上げてきた存在なのだなと改めて実感しました。そしてバーガーキングは、マクドナルドの近くにいくとクーポンが配信されるというような印象的なものが多かった印象です。
今回、エントリーもして、さまざまな作品やセミナーに触れることで、自分の仕事と照らし合わせることで多くの学びがありました。個人的な意見ですが、その一部をご紹介できればと思います。