奇跡的な出会い!名古屋はアツい場所だと再認識!
最終日の授賞式後にはビーチでクロージングパーティーがありました。僕は授賞式後に会食の予定があったので途中から参加。最後の打ち上げ花火を見ることができなかったのですが、海側にはステージがあり、DJや生バンドの演奏で会場は大盛り上がり!知人と解散したあと、一人で踊って楽しもうと思ったら、突然声をかけられました。
その方は、「スズキモダン」というデザイン事務所の皆さんで、なんと!名古屋から来ていたのです!!!しかも、代表でグラフィックデザイナーの鈴木さんをはじめ、塚本さん、眞坂さん、山本さんの合計4名でカンヌに来ていました!
代表のスズキさんは、僕の上司である電通中部支社のクリエイティブディレクター:土橋通仁(カンヌライオンズでグランプリとゴールドを受賞し、審査員まで務めた方です)が、2014年に、「MOTHER BOOK」でカンヌライオンズのグランプリを受賞した後、講演した宣伝会議のセミナーを受けていたそうです。そのセミナーに刺激を受けて、自身の会社でカンヌライオンズに向けて取り組み、やっとの思いで5年後の今回、初めてエントリーをして現地に社員を連れて参加したそうです。
スズキモダンのプロダクトHUG+KUMI
残念ながらショートリストには入らなかったようですが、すごい熱量!そして、実現して社員を連れてくるなんて尊敬の一言です。しかも、デザイナーの塚本さんは母校が同じ名古屋の学校で、後輩にカンヌで出会えるなんて奇跡的でした。そんな、スズキモダンの皆さんを見て「名古屋はもっとアツくなる」と確信し、胸が熱くなりました。
カンヌライオンズは終わったのではない、始まったのだ
終わりは始まりです。次のカンヌライオンズもエントリーできるような取り組みを、今からしかけていかなければという良い焦りが生まれてきました。今年の受賞作品はすでにやられていることなので、来年に向けて審査基準をグラグラに揺さぶるようなチャレンジングでクレイジーな仕事を名古屋から成し遂げたいと思います。
そして僕の隣の席には、カンヌライオンズでグランプリとゴールドを受賞し、審査員まで務めたクリエイティブディレクターの土橋がいます。教えを請いながら目標にしつつ、土橋を「Wow!」と言わせられるように取り組んでいきます。
最後にすべての皆さまに感謝!
この温まった気持ちを帰国して薄めないように、愛猫の名前を「カンヌライオンズ」に改名し、毎日忘れないようにしたいと思います。
今回の経験ができたのは、挑戦できるような仕事とクライアントに恵まれ、関わって頂いた優秀な制作チームの皆さまのお陰です。そして、現地で出会ったすべての皆さま、ありがとうございました!
今後の名古屋と秀島に乞うご期待!!!!!!!!!!!
「地方のアートディレクターが自費で行く、はじめてのカンヌライオンズ Vol.2 これがカンヌライオンズか。。。篇」はこちら
「地方のアートディレクターが自費で行く、はじめてのカンヌライオンズVol.3 散々悔しい思いをしたからあとは楽しむだけだぜ!篇」はこちら
秀島康修(ひでしまやすのぶ)
1986年3月名古屋市生まれ。広告制作会社やメーカーでのプランナー経験などを経て、2018年に電通中部支社にアートディレクターとして入社。主な受賞歴:D&AD Graphite&Wood/NYADC AWARD SILVER/The One Show MERIT/WEBBY Winner/German Design Award Nominee/A’Design Award GOLD/AWWWARDS SOTD/FWA FOTD/CSSDA WOTD/ADFEST BRONZE/AD STAR/広告電通賞/GOOD DESIGN AWARD/日本BtoB広告賞/CCN AWARD/AICHI AD AWARD など
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東京・南青山で開催
カンヌライオンズの厳選された優良事例を「アイデア」「インサイト」「成功要因」に分解・血肉化する。
「現地に行けなかったが、審査員の生の話が聞けて有意義だった」「一歩踏み込んだ話が聞けて学びになった」と、ご満足いただいています!
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