【ヤングカンヌ】PR部門日本代表が世界一に辿り着いたプレゼン必勝術

【前回】「【ヤングカンヌ】PR部門日本代表チームが世界一に!提出した全スライドを公開」はこちら

コピーライターの谷脇と申します。

既出の記事の通り、同期のアネーロ関谷と組んで、今年のヤングカンヌPR部門でGOLDを頂きました!

僕が世界一に…!?とまだまだ夢見心地ですが、今回アドタイにヤングコンペのプレゼンについて、記事を書かせていただくことになりました。

そもそも、ヤングコンペのレポート記事はたくさんあるのに、プレゼンに言及しているものは少なく、その中身はブラックボックス化されていた気がします。企画書と違い、現物を見せられない難しさはありますが、ポイントだけでもお伝えできればと!

では、さっそく本題に入ります!

ポイント① 提出前に、プレゼン練習をする。

他のチームの人と話していてよく耳にするのが、ファイナリストになってからプレゼンを練習している、ということです。そうすると、プレゼン用の企画書ではなく、文字だけで理解させるための説明書になってしまいがちで、話しづらくなってしまうんじゃないかなと。

企画書は、文字だけでもあらかた理解でき、プレゼンもしやすいものになっているべきです。これを作ろうとなると、提出前に一度プレゼンをしてみて、喋りやすいかチェックする必要があります。

たとえば国内予選のときは、提出前日の夜までに企画を決めて、提出日の朝に資料の叩きを持っていき、アネーロにプレゼンして、わかりやすいかチェックしてもらっていました。このときはまだ日本語でもいいですし、5分じゃなくてもいいです。これをやっておくと、提出資料としても流れが明確になりやすいので、オススメです!(同じ理由で、適当に書きがちなWritten Submissionも、先に書いたほうがいいです)

ちなみに、前段を入念に組み上げてこってりとプレゼンすると、アネーロに「アイデアまでが遅すぎる!」といつも指摘されていました。これは大事な視点で、審査員の目線からすると、早くアイデアを聞きたいんですよね。資料でいうと10枚のうち遅くても5枚目、プレゼン時間でいうと1分30秒から2分くらいのところで、コアアイデアの説明に入れるよう心がけるといいと思います。

次ページ 「ポイント② 本当に実現させるために、企画を売り込む。」へ続く

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