マーケターのアイデアが、街に新たなカルチャーを生む — 「JAPAN CMO CLUB」が渋谷区とSDGsコラボレーション

カウンターカルチャーは渋谷区の礎

記者発表会には、長谷部健 渋谷区長も参加。その後のランイベントでは、区長もオリジナルTシャツを着て、渋谷の街を参加者と一緒にランニングをした。

その後、プレス発表会には渋谷区の長谷部健区長も登壇。長谷部区長は「私が子供の頃には竹の子族がいたり、80年代のDCブランドブーム、その後の渋カジ、アメカジ、そして裏原やコギャルなど、渋谷はストリートから様々なカルチャーが生まれてきた。

こうしたカウンターカルチャーがあるのは渋谷区の発展してきた礎であり、これからも生まれるだろう。そしてそれらはいつも民間から生まれてきたもの。行政は、カルチャーが生まれる場を支える立場であり、それを盛り上げるには民間企業の力に期待したい」と今回の実証実験に期待を寄せた。

写真右は、MAYA SYSTEMの井上千鶴社長。「JAPAN CMO CLUB」のメンバーであり、今回のランニング企画の発案者。プライベートではウルトラマラソンに出場するなど、ランのスペシャリスト。

今回のプロジェクトに参加をし、期間中にポップアップスペースにて教育プログラムを提供した、東京個別指導学院の早川剛司氏も記者発表会に参加した(写真右から3番目)。

シブランで盛り上がる

プレス発表の後には、新たに立ち上がった「SHIBUYA RUNNERS(シブラン)」というコミュニティのためにRuntripが開発したランニングのモデルコースを、長谷部区長をはじめ関係者や抽選で選ばれたランナーたちで一緒に走る企画を行った。渋谷の歴史的建造物や、新たな商業施設を駆け抜ける恵比寿方面のコースを気持ちよく走ることができ、忘れられない渋谷“体験”の機会となった。

また、このデモランを機に、SHIBUYA MIYAGE LAB開催期間中は、Runtripのサイトから申込を受け付け、早朝に渋谷リバーストリートのWORK PARK PACKをランニングステーションに見立て、有志が走る企画も実施し、「渋谷土産」体験を楽しんだ。

プレス発表会後のランニングイベントには、関係者や招待者が約30名参加。「JAPAN CMO CLUB」のメンバーも加わり、渋谷の街を走り抜けた。

次ページ 「JAPAN CMO CLUBメンバーがコラボした企画は2週間続いた」へ続く

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JAPAN CMO CLUB
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