こんにちは、中川諒です。電通でコピーライター・PRアーキテクトとして、PRを主軸に企画・設計・制作の仕事をしています。
今年、私はカンヌ国際クリエイティビティフェスティバル内で行われた、「ヤングライオンズクリエーティブアカデミー」に参加してきました。一昨年ヤングライオンズコンペティション(通称ヤングカンヌ)のPR部門に代表で参加しており、今年で2回目のカンヌとなりました。
今回、日本人初のアカデミー参加者だったということが分かり、来年以降の受講希望者のためにも参加方法からカリキュラムや豪華な講師陣、そして他の参加者などについて本記事で残しておくことにしました。また参加するうえで、私個人が意識していたことなどもご紹介したいと思います。
ヤングライオンズクリエーティブアカデミーとは
公式サイトで、“World-class training for future stars. The Young Lions Academies help rising young talent fast-track their careers and become the next generation of industry leaders.”と紹介されているように、ヤングライオンズクリエーティブアカデミーは若手育成のためにカンヌ事務局が主体となって行っているプログラムです。
若手のみなさんがよく知るヤングカンヌ同様、30歳以下の人だけが参加できます。ヤングカンヌと違うのは、コンペティション形式ではなくスクール形式であるということ。ある一定の定員の枠に対して世界中から応募があり、選考に通ると参加できるという2点になります。
選考は、自分の仕事とその中での役割をまとめたプロフィールシートに加え、英語で志望理由を語る自撮り動画を応募して行われました。久しぶりの就職活動をしている気分でした。
そして3カ月後・・・。何度も撮り直した甲斐あって、合格の通知が届きカンヌに向かいました。