博報堂は7月24日、雑誌『広告』のリニューアル創刊号を発売した。新編集長はクリエイティブチーム「monom(モノム)」を率いるクリエイティブディレクター/プロダクトデザイナーの小野直紀氏。
全680ページの創刊号の価格は1円(税込)で、全国の書店にも流通している。
特集内容のテーマは「価値」で、ものが溢れる時代に、本当に価値あるものとは何なのか、これから価値あるものをどう生み出していけばいいのか。「価値」についての様々な視点を投げかける内容になっている。
1円(税込)という価格は、テーマである「価値」について考える入り口として設定されたという。
また、リニューアル創刊号と連動した特別企画「1円ショップ」を、雑誌『広告』ホームページ上に開設。1円ショップ内では、「あきたこまち ひと口分」「伊豆の天然水 小さじ1杯」「国語辞典 全24語」「つまようじ 1日分」など計11商品を販売している。日本の最小通貨である1円を通して、身の回りにあるものの価値について考えるきっかけを提供したいとしている。