「インストア動画」どのような動画が“売れる”のか可能性を模索し、また同分野の活性化を目的として、立ち上がった「インストア動画アワード」。今回、パートナー企業から全28作品が集まり、その中から、優れた3つの作品が選ばれた。
【課題】30歳代~40歳代に「黄金の味」の価値が伝わる企画
グランプリ
「食欲レシピ」篇
大原一泰(CyberBull)
企画意図
商品の想定ターゲットと今回のインストア動画が狙う層を考えると、「子育て主婦」をコアターゲットとするのが効果的だと考えました。一方で商品のUSP(独自のセールスポイント)を整理すると、①3種類の味があり、焼肉のタレだけでなく調味料として献立のバリエーションが増やせる。②子どもが好きなフルーツベースである。③昔ながらのブランドで、競合と比べて、安心感・親近感・信頼感に優位性がある。以上を踏まえた上でコンセプトを立てると、
「子どもの食欲が湧いてくる」
という付加価値が、最も「黄金の味」ブランドの財産になると考えました。その上でこの「食欲レシピ篇」は、「黄金の味」を使った3種類の料理を紹介していきます。選んだ料理は、焼き肉・野菜炒め・パスタ。「簡単で美味しそう」を基本に、どのレシピもひと手間の工夫や驚きのある要素を付加しています。今日の献立どうしようかと店内を歩くターゲットに「黄金の味アリかも」という気分をつくり、すぐに試してみたくなる表現を目指しました。
クリエイティブのポイント
店頭で引きのあるレシピ動画には、シズル感と共感が不可欠と考えました。そのために、炒める音や湯気、色味などすべて「本当に美味しそう」という基準で制作しています。さらに、女性ユーザーの多いSNS風のコメントを表現要素として加えることで、料理に対しての共感や支持が集まっている感を引き出し、“真似してみようかな”といったマインドを醸成していきます。また、3秒程度に1度のペースで商品を登場させることで、「食欲レシピ=黄金の味」のイメージを刷り込んでいきます。
受賞に際して
インストア動画は、どう売りにつなげるかが大事な視点だと思いますが、CyberBullは「店頭ブランディング」という観点で企画を進めました。売りの現場で、商品に新しい価値を付ける。ここから発想することで、“ファン化”と“購入”を結びつける表現を狙っています。
放映はこれからで、リアクションはまだ出ていませんが、とにかく第1回目のグランプリ受賞、光栄の一言です。ありがとうございました。
インストア動画は、どう売りにつなげるかが大事な視点だと思いますが、CyberBullは「店頭ブランディング」という観点で企画を進めました。売りの現場で、商品に新しい価値を付ける。ここから発想することで、“ファン化”と“購入”を結びつける表現を狙っています。
放映はこれからで、リアクションはまだ出ていませんが、とにかく第1回目のグランプリ受賞、光栄の一言です。ありがとうございました。
スタッフリスト
- 企画制作
- CyberBull
- CD
- 大原一泰(CyberBull)
- CD
- 宇野晃平(CyberBull)
- CD
- 小野寺学(CyberBull)
- C
- 大原一泰(CyberBull)
- PL
- 富永真(CyberBull)
- PL
- 山田浩史(CyberBull)
- PR
- 下平優(CyberBull)
- PM
- 高橋尭(CyberBull)
- 演出
- 井上敬太
- カメラ
- 津田信彦(CyberBull)
- 照明
- 前田貢伺
- FCD
- 黒岩よし
- CAS
- 増川朗(CyberBull)
- NA
- はらぺこキッズ
- 編集
- 松川純也(CyberBull)
- 編集
- 奥山雄太(CyberBull)
- 音楽/SE
- 甘糟亮(CyberBull)
- 広報
- 小野静香(CyberBull)
CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/PL:企画、プランナー/C:コピーライター/D:デザイナー/演出:ディレクター/PR:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/FCD:フードコーディネーター/I:イラストレーター/CAS:キャスティング/NA:ナレーター