A-StudioにMCとして出演。鶴瓶さんの凄さとは?
上白石:やっぱり季節を感じるからですかね。仕事でいっぱいスタジオの中にいると、外がどんな感じか忘れちゃうので、なるべく今の気温とか、桜が綺麗とか、寒い、暑い、そういうことを感じていられたほうがいい気がして。
権八:僕ら19歳のときにこんなこと言えた?
中村:言えません。
澤本:まだ言えない(笑)。ちょっと聞きたいのは、「A-Studio」に出てるじゃないですか。やってみてどうですか?
上白石:面白いです。鶴瓶さんの横にいるだけで勉強になることばっかりで。最後に鶴瓶さんのお話のコーナーがあって、鶴瓶さんはそのために1人のゲストにつき紙3枚分ぐらい、その人についての情報を箇条書きにしたものを毎回つくってきてらっしゃって。それを直前まで見て、「行きます」と行って出る姿を間近で見ていて、愛がある方だなと思います。
澤本:それは鶴瓶さんがつくってるの?
上白石:はい、ご自分の字で書かれていて。
澤本:直筆で3枚も。あれは事前に取材に行くんでしょ。上白石さんも同行するんだよね。
上白石:はい、1人のゲストにつき4人ぐらい会ったりするので結構行きますね。出向いてます。多いときは週3ぐらい取材に行ってます。
権八:凄いね、大変だ。
上白石:人の話を聞くのは面白いなと思って。今まで招かれる側、話を聞かれる側が多かったんですけど、聞く側も面白いなと思ってきました。
澤本:ラジオ番組をやっていただけると、たぶん聞く側に回れるから、いろいろな局に「やりたい!」と言ってたら、たぶんやれると思うよ。
上白石:やりたいです!
澤本:鶴瓶さんの横にいて凄いと思うことはありますか? 僕らからすると鶴瓶さんは凄すぎる人だと思うし、CMを撮っていても、もともとの台本にないことをバンバン言うんだけど、それが全部面白かったりして。僕らは撮影する側として凄いと思うんだけど、役者さんでもある上白石さんから見て「こういうところ見習いたい」というところはありますか?
上白石:話の回し方というか流れが本当に面白くて。全然関係ないことを聞いていながらも、絶対どこか大事なことを引き出してらっしゃったり。ずっとオンかオフかわからない。楽屋にいるときと収録中が変わらないんですよ。
澤本:あ、そうなんだ。
上白石:テンション感というか。オンかオフかわからないんですけど、本当に人のことが好きな方なんだなというのはずっと近くにいても思いますし。ゲストの方もですけど、私は鶴瓶さんの話が聞きたいと思います。
澤本:今後はついに大河ドラマ「いだてん」にも出ると。何の役でしたっけ?
上白石:この間、解禁されました。前畑秀子役で出演します。
澤本:水泳選手として出るということ?
上白石:そうです、「がんばれ前畑」の。この作品のために水泳を3か月ぐらいずっとやって、体重を増やして、めちゃめちゃ筋トレもして、体から初めてつくった役です。
澤本:筋トレもしたんですか?
上白石:はい、体が今の人と全然違って、7キロ増やしました。
澤本:7キロ増やしたの!?今それでその状態なんですか?