大好きな散歩もやめて増量に集中
上白石:泳いでいくうちに脂肪がなくなって筋肉に変わるんですけど、脂肪からつけて筋肉に変えて最大7キロぐらい増やしました。
澤本:凄いね。役者の人って増やしたり減らしたりするじゃない。
権八:ロバートデニーロは歯抜いたりするからね。体重増やすのは女優さんでは珍しくないですか。やりすぎじゃない(笑)?
上白石:数字として何キロ増やしてという感じではなくて、役としての説得力をもたせるためにやりました。
澤本:7キロ増えたら太った感じがすると思うけど、しないもんね。
上白石:本当ですか。よかった、長袖来てきて。
中村:ケーキやあんまんをたくさん食べたり?
上白石:夜中にナポリタン食べたりしました。筋肉をつくる前の段階である程度脂肪がないといけないので、とりあえずつけて。
澤本:少し脂肪がついてから筋トレをするということですか?
上白石:ほぼほぼ同時進行でやりました。
澤本:7キロ分の筋肉つけるって相当だよね。
権八:脂肪の7キロも相当だし、筋肉もね。自分でも言ってたけど水泳してたら燃焼しちゃうからどんどん減っちゃうじゃないですか。それでも7キロ増やすってすごくないですか?
上白石:まだ撮影の途中なんですけど、この役をやるには7キロ必要だなというぐらい、ずっと泳いでなきゃいけないですね。
澤本:ずっとリアルに泳いでるんですか。
上白石:はい。一応、吹替はなしでやっていて。
澤本:凄いね。もともと泳げたんですか?
上白石:2年間だけ水泳をやっていて。前畑さんは平泳ぎの選手だったんですけど、私も平泳ぎが一番好きだったので、いっぱい教えてもらって練習して。
澤本:スピードは上がりましたか?
上白石:上がりました。上がったし、今、平泳ぎは無限に泳げます。増量してから疲れにくくなりました。
権八:無限に(笑)。そうか、体重あるぶんスタミナがついて。凄いな。
上白石:でも体からつくると、そのぶん思い入れも全然違うし、生きてるなという感覚があります。役作りで大変だったのが、増量しないといけないので散歩ができなかったんですよ。
中村:あ~有酸素運動しちゃうと痩せちゃうから。
上白石:一時期、食べてるのに体重が全然増えない時期があって、何でだろうなと思ったら、2時間の散歩だったんですよ。それでマネージャーさんに散歩やめてと言われてやめました。
権八:散歩は気分転換になるもんね。
澤本:逆に僕らが散歩すれば痩せるのかな。
中村:おじさんからすると全く逆の悩みですけどね。僕は尿酸値と内臓脂肪が。
澤本:数値ひどかったの? Facebookで公開してたよね(笑)。
中村:僕は痛風一歩手前ですもん。全く散歩はしないので、散歩やってみようかな。
上白石:走るよりも歩くほうがいいらしいです。
澤本:それは有酸素だからかな?
上白石:なんでだろう? 続けられるし、長期的にいいみたいな。