【前回コラム】「10年間勤めたテレビ朝日を辞めた理由(ゲスト:宇賀なつみ)【前編】」はこちら
今回の登場人物紹介
※本記事は6月2日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
広告の仕事、ください
中村:宇賀さんは、今はどんなお誘いがうれしいんですか? お酒は当然のこととして。
宇賀:テレビはレギュラー以外お受けしていないんですよ。ラジオに関してはこういうゲストもOKなんですけど、テレビに関してはテレビ朝日で2つレギュラーを残してもらってるので、とりあえず1クールから半年ぐらいはステイというか。それを一生懸命やりたいなというのがあるので半年ぐらい経ってからですかね。お声掛けいただいたものでやってみたいというものがあったらやっていこうかなと思ってます。
中村:フリーになった後も池上彰さんの番組はもちろん、「川柳居酒屋なつみ」という冠番組がいきなりできまして。
権八:あれ、めちゃくちゃいい番組じゃないですか。
澤本:だってあの番組、宇賀さんのためにつくったような番組だよね。飲んでるし。
宇賀:飲んでしゃべるだけという。私はドキュメンタリーが好きなんです。バラエティはつくりこむからこそ面白いし、ゴールデンで多くの方に見ていただけるものに仕上がるんですけど、私はテロップやBGMなしで本当に酔っぱらっていく様子もそのまま見せて、素や間もそのまま使うようにして、見ている人がその場にいる錯覚に陥るような番組をやりたいとずっと思っていて。
澤本:あまり編集してないようなね。
宇賀:そうです。素の表情が見えたときって、一番その人の魅力が出るときだと思ってるので、ゴリゴリの芸人さんではなくて、俳優さん、文化人の方をお呼びして、素で話す、というのを目指してやってるんですよね。ラジオに近いかもしれないですね。
権八:そうですね、画のあるラジオというか。そういえば、好きな俳優の話になって逃げてたじゃないですか。
宇賀:ジョージ・クルーニーね。
権八:好きでしょうけど、日本人の俳優だと言いにくいとかあるんですか?
宇賀:そんなことないんですけど、何となくあの場で回ってきて、どうしようかなと思って。
権八:さすがの返しで。
宇賀:いえいえ、全然面白くないと言われましたけど(笑)。
権八:でもそれが今、ネットニュースで見出しになってますからね。「好きな俳優……、ズルイズルイの反応」って。何だろうってみんなポチッちゃいますよね。
澤本:自分から企画を出すとしたら、何をやりたいですか?
宇賀:フェスに出たいです。
澤本:歌手として!?
中村:MC?
宇賀:MCでもいいですし、朗読劇でもいいんですけど、フェスに出たいです。好きなんですよ。夏、全国各地いっぱいフェスがあるじゃないですか。音楽好きだし、行くのが好きで。あの空気感というか、大人が楽しそうにしていて、昼間からお酒を飲みながら野外で楽しめるという世界観が好きで。そこで何かできたら楽しいだろうなとずっと思っていて。あと、広告の仕事くださいよ、みなさん。
一同:(笑)
宇賀:それを言いに来たんですよ、私。
澤本:いっぱい来るでしょう、だって。
宇賀:それこそ個人だからこそ難しいときがあるんですって。事務所がないから競合の管理だったり、何かあった場合の。なので広告の仕事をください。
澤本:広告の仕事、一緒にやりたいよね。
権八:もちろんですよ~。