今年の「宣伝会議賞」イメージキャラクターに選ばれたのは、女優として活躍する白石聖さん。今年の誕生日に21歳を迎える白石さんは、女優としてテレビドラマや映画に出演するなか、『ゼクシィ』CMキャラクターに選ばれるなど、広告の世界でも活躍の幅を広げています。本記事では、白石聖さんに撮影の感想や、広告の仕事について、また「言葉」や「広告」への思いを聞きます。
―撮影を終えて、感想をお聞かせください。
黒と白という正反対の色の衣装で大人っぽい雰囲気と爽やかな雰囲気を撮っていただき、とても楽しかったです。
―白石さんがこれまでの広告の仕事の中で特に印象に残っているものはなんですか。
今年から始まった『ゼクシィ』の広告ですね。ウェディングドレスを何着も着ることができた撮影は貴重な経験になりました。完成したCMやポスターを見ていると、撮影当時の自分の気持ちや気候などの記憶が蘇り、懐かしくなります。というのも起用されるまでのオーディションは今回が2回目でやっとの合格だったので、思い入れもあったからです。
―「言葉」や「広告」について、どのように考えていますか?
街中や電車で広告を目にした時、一瞬で目を引く言葉もあれば、立ち止まって考えさせられる言葉もあり、言葉には人を惹きつける力があるのだなと思います。特に2017年の『ゼクシィ』の広告の「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです」というコピーは印象的で、心に響きました。
―宣伝会議賞に応募される皆さんにメッセージをお願いします。
いま若い世代から新しい言葉や文化が生まれていると思います。自分の視点で生活を見ると、そこに新たな発見があり、その発見を言葉にすることで新しい文化が生まれていくのではないかと思います。主婦の方なども応募されていると聞きましたが、それもきっと自分ならではの目線で日常の中に新たな発見をしているからだと思うので、難しく考えずに、幅広い世代の方に応募してもらいたいなと思います。
白石 聖/しらいし・せい
1998年、神奈川県生まれ。女優。リクルート「ゼクシィ」12代目CMガールのほか、テレビCM「ガスト」に出演。現在、NHK総合・よるドラ「だから私は推しました」に栗本ハナ役で出演中。ラジオ「白石聖のわたくしごとですが…」(文化放送)ではパーソナリティを務める。
第57回「宣伝会議賞」の応募要項、課題一覧を掲載した月刊『宣伝会議』10月号は、8月30日発売です。
また第57回「宣伝会議賞」特設サイトも開設中です。9月2日から11月6日まで応募を受け付けています。