日本新聞協会は10月7日、2019年度新聞広告クリエーティブコンテストの入賞作品6点を発表。最優秀賞には、立石祐司氏(日本経済広告社)の「メッセージ」が選ばれた。
本コンテストは「新聞」をテーマにオリジナルの新聞広告を募集するもので、副田高行氏、一倉宏氏、川口清勝氏、児島令子氏、照井晶博氏、服部一成氏ら、6名らが審査にあたった。
最優秀賞に選ばれた立石氏の「メッセージ」は、子どもが勤めている企業の新聞広告を見た母親が、朝すぐにSNSで連絡をとっている場面を表現した。高齢者もSNSを使っているという時代性と、親族が関係する企業の広告が掲載されると喜ばれるという新聞広告の価値をうまく描写している点が高く評価された。
贈賞式は、10月24日に開催される第62回「新聞広告の日」記念式典で行われる。入賞作品は以下の通り。
入賞作品
最優秀賞
「メッセージ」
代表・立石祐司(たていし・ゆうじ/35歳、東京都/日本経済広告社)
優秀賞
「戦争と、戦争しよう。」
代表・片岡良子(かたおか・りょうこ/30歳、東京都/navy)
優秀賞
「飛び込み営業」
代表・中村駿作(なかむら・しゅんさく/27歳、兵庫県/大阪宣伝研究所)
コピー賞
「今の時代、新聞というだけで、差別化だ。」
代表・安嶋英樹(あじま・ひでき/30歳、神奈川県/フリーランス)
デザイン賞
「つくってみてみて新聞広告。」
代表・小林慶一郎(こばやし・けいいちろう/26歳、東京都/アド・ライアン)
特別賞
「新聞広告らしさ」
代表・都竹玲子(つづく・れいこ/33歳、東京都/東急エージェンシー)
学生賞
「あると嬉しい広告」
村上実紗子(むらかみ・みさこ/20歳、埼玉県/日本大学芸術学部)