PRアーキテクトが見た「スパイクスアジア2019」

番外編

VOICE OF HUNGER / SWIGGY

Instagramの新しい機能VoiceMessageのローンチに合わせて、フードデリバリーサービスのSWIGGYは声の波形で料理の形をつくる遊びをつくった企画です。

ケースフィルムが面白いので見てください。めちゃくちゃバカバカしい企画だけど、「あああ~ああぁ~~」って声出してる姿が面白いから伝播する。そして自分の声がどんな波形になるのかは、やってみないと分からない。結果、やってしまう。バカバカしい発見と、計算された構造が組み合わさったキャンペーンです。

 

【結果】
PR部門 C05 Co-creation & User Generated Content SILVER DIGITAL部門 E03 Innovative Use of Social or Community GOLD
DIGITAL部門 E06 Co-creation & User Generated Content SHORTLIST DIRECT部門 C02 Use of Mobile SHORTLIST
DIRECT部門 C03 Use of Social Platforms SHORTLIST
DIRECT部門 C02 Co-creation & User Generated Content SHORTLIST

カンヌライオンズではSocial & Influencers部門BRONZE

ここで紹介したものはほとんど、PR部門のショートリストに残っていた作品になります。結果的にPR部門では評価されなかったものもありますが、後から調べると、PR以外の部門で評価されているものが多かった印象です。

今後、PR発想はどのような仕事でも標準装備になっていくのではないでしょうか。偉そうな話はここまでにして、僕も良い仕事ができるように頑張りたいと思います。

また、どこかでお会いしましょう。

中川リョウ
電通 第5CRプランニング局
コピーライター/PRアーキテクト

1988年生まれ。幼少をエジプトとドイツで過ごし、慶応大学卒業。Red Bull Japan、Weiden + Kennedy TOKYOでのインターンを経て電通入社。プロモーション局、営業局を経て、8年目でようやく念願のクリエーティブ局に異動。PRを起点とした広告キャンペーンの企画制作に従事。Google Zoo シンガポール出向中。
カンヌライオンズ・スパイクスアジアのU30の日本代表に150を超えるチームの中から2年連続選出され、ラストチャンスの30歳の年で優勝し世界一に。TCC新人賞、CCN賞、グッドデザイン賞、PRアワードグランプリ、ヤングスパイクス2018 PR部門日本代表/本戦金賞、ヤングカンヌ2017 PR部門日本代表、スパイクスアジア銀、アドフェスト銀、NYC ADC銅、One Show入賞など受賞。

 

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