東京コピーライターズクラブ(TCC)による「ことばみらい会議 2019」が、11月24日に日本科学未来館で開催される。
「ことばみらい会議 2019」は、TCCのコピーライターと、異業種のプロフェッショナルが「ことば」を軸に交わすトークセッション。本年度で3回目を迎える。
本年度のことば未来会議のテーマは、「未来に言葉と勇気を。」。言葉を深め、ことばで広げ、コトバで創る人たちである言語学者、メディアプロデューサー、開発者をゲストに迎え、3人のコピーライターがセッションを繰り広げる。
登壇するコピーライターは、資生堂「ラブリーに生きろ♥」やLUMINE「わたしらしくをあたらしく」の広告シリーズなどを手がける尾形真理子さん(Tang)、旭化成「昨日まで世界になかったものを。」や、ポカリスエット「自分は、きっと想像以上だ。」を手がける磯島拓矢さん(電通)、そして電通コピーライターとして24年間勤務ののち退職、「青年失業家」を名乗りライター活動を始め、著書『読みたいことを、書けばいい。』がベストセラーとなった田中泰延さん(青年失業家)。
各プログラムの申し込みは、「ことばみらい会議 2019」peatixにて。各プログラムは、定員になり次第締め切る。
プログラム
●Vol.1 13:00~14:30 (受付12:30~)
「日本語という深イイ言葉 - コピーライター×言語学者」
パネラー:
尾形真理子(コピーライター/Tang)
鈴木孝夫(言語学者)
ファシリテーター:
マエキタミヤコ(本プロジェクトメンバー/サステナ)
鈴木孝夫
言語学者/評論家。1944年慶應大学医学部予科に入学。同学部修了後、文学部英文学科に編入。1950年卒業。専攻は言語社会学。イェール大学、ケンブリッジ大学、オーストラリア国立大学などの客員教授、ロシア科学アカデミー東洋学研究所客員研究員、フランス国立社会科学高等研究院講師などを歴任。(財)日本野鳥の会顧問。国際文化フォーラム顧問。『日本の感性が世界を変える 言語生態学的文明論』『武器としてのことば』ほか著作多数
●Vol.2 15:00~16:30 (受付14:30~)
「世の中の気持ちとことば - コピーライター×メディアプロデューサー」
パネラー:
磯島拓矢(コピーライター/電通)
河瀬大作(メディアプロデュサー/NHKエンタープライズ)
ファシリテーター:
川見航太(本プロジェクトメンバー/I&S BBDO)
河瀬大作
1993年NHK入局。「プロフェッショナル 仕事の流儀」、「あさイチ」、「オドモTV」、「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」など、幅広いジャンルの番組を手掛ける。2016年、六本木アートナイトに番組「おやすみ日本 眠いいね!」として出品。日本テレビと共同制作した特別番組「NHK×日テレ 60番勝負」で2013年ソーシャルテレビアワード大賞など受賞多数。被災地の復興を考える有志団体「FUKKO DESIGN」発起人。コミュニティFM・渋谷のラジオでパーソナリティ。
●Vol.3 17:00~18:30 (受付16:30~)
「コトバはあとからついてくる - コピーライター×AR三兄弟/開発者」
パネラー:
田中泰延(コピーライター/青年失業家)
川田十夢(AR三兄弟/開発者)
川田十夢(かわだ・とむ)
10年間のメーカー勤務でシステム開発と特許開発に従事したあと独立、現在はやまだかつてない開発ユニットAR三兄弟の長男として活動。今年で10周年を迎えた。劇場からプラネタリウム、百貨店からお笑いに至るまで多岐にわたる拡張を手がける。毎週金曜日20時からJ-WAVE 『INNOVATION WORLD』が放送中。テクノロジーとユーモアでお笑い領域を拡張しようとするテクノコント主宰。新会社(tecture)では、建築領域の拡張を目論んでいる。TVBros.とWIREDで2011年から現在にいたるまで連載を続けている。
主催:東京コピーライターズクラブ
日時:11月24日(日)①13:00~ ②15:00~ ③17:00~(開場各回30分前から)
場所:日本科学未来館 7F 未来館ホール (東京都江東区青海2-3-6)
定員:各回200名(先着順、Webより事前申込制)
参加費:
1.プログラム券 900円(当日券 1,000円)
2.プログラム通し券 1,700円(当日券 1,800円)
3.プログラム通し券 2,500円(当日券 2,700円)
詳細・申込みはこちら
問合せ先:東京コピーライターズクラブ
tcc.gr.jp
TEL:03-5774-5400