毎日の食卓に並ぶ食材を定期的に届けるサービスを行うオイシックス・ラ・大地。同社で展開するサービスのうち、「Oisix」の新規顧客獲得のためのLPやバナー広告を制作する細川香織さんがアイデアを考える、コピーを書く際に意識していることとは。
誰に対するメッセージなのか意識する
Oisixで初めて購入する人におすすめの商品をまとめたOisixおためしセット。細川香織さんは、同商品のLPやバナー広告の企画制作を担当している。自分でコピーを書くことも多く、上司からの勧めもあり宣伝会議のコピーライター養成講座の受講を決めた。
「講座では、クリエイターから直接話題になった広告について、そのクリエイティブにした意図や狙いを教えていただきました。コピーライティングの技術だけでなく、マーケティングの見方や考え方の基礎の部分を学ぶことができたと思います」と細川さん。その結果、部署の全員で応募した「宣伝会議 販促コンペ」でも、ただ1人だけが1次審査を通過することができた。
また、TBWA\HAKUHODO 細田高広さんの講義では、「誰に対するメッセージなのか」を意識することの大切さを学べたという。「『大学の講師陣が来週1週間、国際会議に参加することを伝える学内新聞に見出しをつけよ』というお題がありました。
私は真面目に『大学教員、国際会議に参加』と見出しをつけたのですが、模範解答は『来週は、休講』。確かに、学生にはこの見出しの方が読んでもらえると納得しました」。さらに、イントラネットにこの講義をまとめたレポートを提出したところ、社長から「とてもいい内容だったので、ぜひ社内に広めてほしい」とメッセージが届いたという。
講座を通して「伝えたい人に伝わる言葉であるか」という自分ならではのコピーの良し悪しの判断軸ができた。
自分で考えたアイデアやコピーを客観的に見つめ、ボツにする勇気も生まれた。「Oisixおためしセットは、お客さまのOisixへの入り口。利用し続けたいと思ってもらえる体験をつくりたいです。いずれは、SNSで話題になるようなキャンペーンも企画できればと思います」と話してくれた。
「コピーライター養成講座」でした
商品・サービスをつくり届けるだけで差別化できる時代は既に終わり、選ばれる企業になるためには、「情報を価値へ昇華する力」と「価値を正確に届ける力」が必要となっています。コピーライター養成講座では本質的な価値の発見方法、そして、それを言葉にする訓練を通じて、情報過多の時代にも通用するスキルを養成します。
<次回の開講のご案内>
講義日程:2020年4月開講予定
※平日クラス・土曜クラスあり
回数:全40回
講義会場:東京・南青山受講
定員:各クラス120名
※定員になり次第募集締め切り
株式会社宣伝会議 教育事業部
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