東京2020組織委員会は、東京2020パラリンピック競技大会の開会式・閉会式の演出家を発表。2020年1月10日(金)まで、東京2020パラリンピック競技大会の開会式・閉会式に出演するパラエンターテイナーの募集を開始した。
「ライバルは「オリンピック」開閉会式。パラリンピックをなんとしても盛り上げたい」というパラリンピック担当エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター 佐々木宏氏。「パラリンピック開閉会式」の最終ステージ演出を、開会式では現代演劇界を代表する鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏と、閉会式では劇作家・演出家・パフォーマーとして知られる小林賢太郎氏とタッグを組んで臨むことになった。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏は、「まったく未知のフィールドに飛び込んでゆくのは皆さんも私も同じです。どんなショウになるかも貴方達次第。「楽しむ」ことを第一に、パラリンピックならではの出逢いに期待しています」とコメント。
小林賢太郎氏は、「エンターテイナーにとって、動き方や声の出し方は大事。でももっと大事なのは、その前にちゃんと静止すること。これはまさに競技のスタートの瞬間と同じですね。パラリンピアンのみなさんと一緒に東京2020を楽しく締めくくれるよう、丁寧に準備を進めています。力を貸してください、さあ、位置について、よーい……」と、コメントしている。
キャスト募集の新聞広告にも、二人が登場する。
今回募集をするのは、下記の3カテゴリー。
① リーディングキャスト(若干名)
開会式/閉会式の主役となるキャスト(個人募集)
② オリジナルキャスト(20名程度)
個人やグループにフォーカスするパートで、演出内容に合わせてご自身が持つ個性や特技を活かしたパフォーマンスをするキャスト(個人・グループ募集)
③ マスキャスト(400名規模)
集団群舞のパートでパフォーマンスをするキャスト(グループ募集)
オーディションの審査は、佐々木氏、クリエーティブ・ディレクター 栗栖良依氏、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏、小林賢太郎氏、東京2020組織委員会チーフ・セレモニー・オフィサー 中井元氏などが務める。
キャストの募集は公式サイトにて、2020年1月10日まで。