WPPグループのPR会社3社が日本で事業統合 各社ブランドは維持

WPPグループのバーソン・コーン&ウルフは12月20日、日本においてオグルヴィ・パブリック・リレーションズ、ヒル・アンド・ノウルトン・ストラテジーズの2社と事業統合すると発表した。統合は2020年1月1日付。各社のブランドと法人体制は継続しつつ、2020年第2四半期に新オフィスへの集約を予定している。

バーソン・コーン&ウルフ ・ジャパン マネジング ディレクター兼マーケット リーダーの竹村剛氏が新組織を率いるほか、元ByteDanceの尤洪笛(ヨウ・ホンディ)氏がデジタルディレクターを務める人事も発表された。各社が持つ危機管理やテクノロジー、 ヘルスケア、デジタル分野における知見を集約し、クライアント企業にソリューションを提供したい考え。

『PRWEEK』誌のグローバルPR会社ランキング「GLOBAL AGENCY BUSINESS REPORT 2019」によれば、バーソン・コーン&ウルフは、エデルマン、ウェーバー・シャンドウィックに続く世界第3位のPR会社。2018年に、当時業界6位だったバーソン・マーステラと12位のコーン&ウルフが合併する形で誕生した。なお、ヒル・アンド・ノウルトン・ストラテジーズは前述のランキングで7位、オグルヴィ・パブリック・リレーションズは8位となっている。

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