外務省は12月20日、第3回「ジャパンSDGs アワード」の受賞企業・団体を発表。最高賞のSDGs推進本部長(内閣総理大臣)表彰に、魚町商店街振興組合(北九州市)が選ばれた。次点のSDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞は、大阪府と「九州力作野菜」「果物」プロジェクト共同体(代表:イオン九州)が受賞した。
「ジャパンSDGs アワード」は、SDGs(持続可能な開発目標)達成に資する優れた取り組みを行っている企業・団体などを表彰するもの。企業・団体などの取り組みを促し、オールジャパンの取り組みを推進する目的がある。3回目となる今年は、2019年8月~9月にかけて公募し、SDGs推進本部が選定を行った。
SDGs推進本部長(内閣総理大臣)表彰に選ばれた魚町商店街振興組合は、北九州市小倉北区の中心部にある「魚町銀天街」の店主らでつくる組合だ。2018年4月に同市が経済協力開発機構(OECD)によるアジア初の「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」に認定されたことをきっかけに、同年8月に日本初の「SDGs商店街」を宣言した。買い物客と店主らが繋がる商店街で、フードロスの解消やフェアトレードなどのSDGsを広める活動を続けている。
表彰企業・団体の一覧は以下の通り。
【SDGs推進本部長(内閣総理大臣)表彰】
• 魚町商店街振興組合
【SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞】
• 大阪府
• 「九州力作野菜」「果物」プロジェクト共同体(代表:イオン九州)
【SDGs推進副本部長(外務大臣)賞】
• 特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International
• 富士メガネ
【特別賞(SDGsパートナーシップ賞)】
• 日本リユースシステム
• 徳島県上板町立高志小学校
• 大牟田市教育委員会
• 公益社団法人日本青年会議所
• 大和ネクスト銀行
• そらのまちほいくえん