吉本興業は、CMで活躍できる新たなタレントやクリエイターなどの隠れた才能を発掘・育成することを目的とし、「ルミネtheよしもと新CMバトル」を開催した。
このイベントは、将来を有望視される若手CMプランナー・CM監督3名と、2020年にさらなる活動の拡がりが期待される中堅芸人3組がチームを組み、それぞれが東京・新宿の「ルミネtheよしもと」のCM映像を制作するというもの。渋谷∞ホールでのイベントに続いて2回目のバトル開催となった。
今回、バトルに挑んだのは、下記の3組。
12月1日からルミネtheよしもとでCMの映像を公開し、12月11日までの期間に同劇場来場者による投票を実施。票数が一番多かったチームが優勝するというルールである。そして、12月11日にルミネtheよしもとにて、MCにパンサー 向井慧、ゲストに板尾創路らを迎えて、結果発表会が開催された。
当日はお笑い芸人とクリエイターがそれぞれの作品についての思いを語った上で、作品を上映した。
ジャングルポケット篇は、一見ファッション誌の撮影のようなチュエーションに見せながら、たらい落とし、パンスト相撲、熱湯風呂というお笑いの定番を繰り広げる。キャッチフレーズは「笑えるルミネ」。
天竺鼠篇は、ルミネtheよしもとで漫才をするシーンから始まる。二人が舞台袖にはけると、映画のごとくエンドロールが流れる。「出演:天竺鼠 劇場に来てくれた人(満席)458人」に続き、「劇場に来ていない人」というクレジット共に、さまざまな人の名前が延々と続く。キャッチフレーズは「新宿でお待ちしています」。
ダイアン篇は、2人が女装をして登場。コスメやエスティティックの広告を思わせる、スローな映像が展開される。「笑いには美肌効果がある。キレイになるなら。お笑いLIVE劇場 ルミネtheよしもと」というキャッチフレーズでオチる。
当日の会場に訪れた人の投票を加えた結果、選ばれたのは天竺鼠篇。この作品は、12月23日〜29日にJR新宿駅東南口の大型ビジョン『フラッグスビジョン』にて1週間、上映される。
スタッフリスト
- 広告制作
- 電通クリエーティブX
- CD
- 山上陽介
- 企画+C
- 中辻裕己、礒部建多、沢俊吾
- CPR
- 松本俊輔
- PR
- 坂元祐介、岩崎詔真、萩村直應
- PM
- 小村麻衣花、大久保晴菜、高野路玄、有山周作、中右輝、山崎修平
- 演出
- 西井舞、田中翔太、村田まい
- 撮影
- 長谷川圭二、熊谷太祐、kimi、船本諒
- 照明
- 目黒裕太郎、吉田敦
- ST
- 岩切歩、工藤祐司
- HM
- 山田今日子、永野杏奈、池田奈保実
- BP
- 水越悠輔、鈴木秀典
- 出演
- ダイアン、天竺鼠、ジャングルポケット