富士フイルムデザインセンター CLAY
ことしグッドデザイン賞を多数受賞したCLAYからは、凧が届きました。赤い背景に「CLAY」の字が映えています。
タコる=ぼこぼこにする、といった意味のようです。ネットで調べると静岡県の方言として「サボる」なんて意味ももつそうです。どちらにせよ、「タコらない」が大事ですね。
asobot
毎年手の込んだ年賀状が印象的なasobot(アソボット)から届いたのは、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年らしい「IBUNKA COMMUNICATION TOOLKIT」。国ごとの文化の違いを「コミュニケーション」「評価」などの8つの指標から比較するためのツールで、日本を含む30カ国のグラフが透明のシートに記載されていました。
例えば一番上の「COMMUNICATIONS」の項目を見ると、日本のコミュニケーションにおいては、低コンテクスト(明快な)物言いよりも、高コンテクスト(含みのある)物言いを含む方が好まれ、4つ目の「DECIDING(意思決定)」では、トップダウン式よりも合意志向(全員の合意)であるのがわかります。
シートを重ねると複数の国の比較ができ、アメリカと日本を重ねてみるとこんな感じでした。
ちなみに透明の素材は再生PET。「万が一廃棄する際は、リサイクルにご協力ください」との記載がありました。うーん、すごい力の入れよう。このまま商品化できそうですね。
杉山ユキさん
博報堂のアートディレクター 杉山ユキさんからは、毎年恒例の遊びのある年賀状が。正6角形の紙を外側に折って内側から開くと、あら不思議。模様が変わります。
富士山と鷹、茄子の3種類の模様が出てきました。
竹尾
竹尾からは、白地に金と赤の文字が箔押しされた年賀状が。ネズミのおしりと尻尾もあしらわれています。シンプルながら穴がちょこっとあいているのも可愛いです。
Ken Miki & Associates
毎年平面と立体を組み合わせた年賀状が特徴的な、グラフィックデザイナー 三木健さんから届いたのは、こんな形でした。
回したりひっくり返したり、いろいろな角度から見て頭を悩ませていると、「あ、見えた!」と編集長。「2020」の数字が隠れているのですが、皆さんは見つけられましたか?
売れるネット広告社
売れるネット広告社から届いたのは、その名も「売れるネット広告酒」。中身は秋田県産100%の純米酒でした。金色と赤を基調とした豪華なパッケージ。なんとも「売れる」感満載でした。
ほかにもたくさんのユニークな年賀状をありがとうございました!
編集部では2020年も皆さんのさまざまなアイデアをお届けしてまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
<広告界ユニーク年賀状のバックナンバーはこちらから>
2019年「編集部に届いた広告界ユニーク年賀状 2019」
2018年「編集部に届いた、広告界ユニーク年賀状20選」
2017年「編集部に届いた、広告界ユニーク年賀状25選【2017】」