2020年1月28日、ベクトルとインティメート・マージャーは、個人データ保護分野で事業を展開する新会社の設立について基本合意に至ったと発表した。
昨今、企業による個人データの取り扱い方が問題となっており、2018年には欧州でGDPRが、2020年1月には米・カリフォルニア州でCCPAが施行されるなど、世界的に法整備も進んでいる。両社では今後、データの活用とプライバシーの保護を両立させる、プライバシーテックの仕組みが必要不可欠となっていくとの考えがあって、今回の合意に至った。
新会社の設立に際しては、DMP専業大手のインティメート・マージャーの技術や知見、総合PR会社ベクトルグループのリスクマネジメント領域も含めたコミュニケーションコンサルティング力を組み合わせることで、これからのプライバシーテックの時代に対応できるサービスを開発・提供していく予定という。