一般社団法人FUKKO DESIGN(東京・渋谷)は1月31日から、昨年の大型台風で被害を受けた東北・関東甲信越の14都県を応援するプロジェクト「FUKKO ONE TEAM」を始動した。経済産業省からの受託事業で、くまモン、ぐんまちゃん、ひこにゃんといった50を超える全国のご当地キャラクターやNHKの番組でおなじみの「チコちゃん」も参画する。
FUKKO DESIGNは2019年11月に設立、NHKエンタープライズのプロデューサーである河瀬大作氏が代表理事を務める。博報堂、カヤックなどに所属する広告業界関係者らもメンバーとして活動している。各人の広告やマーケティング、キャラクター関係の知見をもとに復興支援のプロジェクトに乗り出す。
本プロジェクトの対象となるのは岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県の14都県。「そのすべてが支援になる。」をキーワードに、ご当地キャラクターやタレント・文化人らが参画した。
今後、SNSを活用したキャンペーン「FUKKOツイート旅 in 14都県」を開始し、共通のハッシュタグ「#2020ここは行くべき14都県」を設定。14都県の魅力の発信を促していく。
現在、糸井重里、やまだひさし、土屋敏男、浅生鴨、せやろがいおじさんといった著名人らも本企画に賛同。被災エリアに出向き、各地の魅力をハッシュタグをつけて拡散していくとしている。
また、東京にいながら被災地を応援できる方法として「FUKKO市場」というプロジェクトも推進。様々な企業と連携をして被災地域の産品を購入・飲食できる場を提供する。参加企業は特設サイトにて順次発表される予定。