まるでカンフー映画?後発パクリを制裁、特許庁が制作した動画「商標拳」

今年1月、特許庁は商標権推進を目的にWebサイトをオープン。同時に公開されたPR動画「商標拳~ビジネスを守る奥義~」が話題を集めている。

 

物語は、とある中小企業の社長が生み出したヒット商品がパクリ被害に遭ったところから始まる。正規品会社の社長が抗議をするも「パクリではない、オマ〜〜〜ジュですよ」と模倣商品を製造している社長は開き直り、あっけなく門前払い。泣き寝入りしそうになる正規品社長の前に突如、現れたのはチャイナ服姿の美女。「知らないでは済まされない!」と「商標拳」の奥義を正規品社長に伝授する。

この物語の背景にあるのは、中小企業を中心に商標出願がまだ少なく、ヒット商品の模倣品問題や商標権の横取りなどが多発していること。そうした状況を踏まえ、特許庁の「デザイン経営プロジェクトチーム」が主体となり、知的財産制度について関心を持っていない人に向けて、商標制度の重要性を伝える目的で本サイトおよびPR動画が制作された。

「『商標権はビジネスの基本』、『商標権を知らずにビジネスをすることは経営上の大きなリスク』という我々のメッセージが、実際に中小企業の皆様に伝わると嬉しいです」と、特許庁担当者はコメントしている。

「商標制度」という「お堅い」イメージのあるコンテンツを、カンフー映画のようなエンターテイメント性のある動画を用いて伝えたことで、公開から1ヶ月経たずして再生回数は72万回を超えている。140秒ある動画だが、「最後まで見てしまった」「広告だけど、面白かった」などのコメントが寄せられている。制作は、カヤック。

スタッフリスト

企画制作
カヤック
総合PR
西垣力
PR
香田遼平
CD+企画+C
山口真吾
企画+PM
田路真也
AD
立石竜馬
D
案納舞花
広報
梶陽子

映像制作

映像ディレクター
伊達真拓
アクション監督
大橋明
撮影
大橋翔
PM
三浦翔平
照明
前川賀世子
美術
山本高也
録音+MA
鈴木梨央
HM
清水玲歌
ST
濱田恵
音楽
藤井意弘(BACKSLASH.Inc)

サイト制作

WEBデザイナー
三橋智樹
コーディング
渡邉純
フォトグラファー
フジイセイヤ
WEBディレクター
橘しゃっく
広告運用
冒険法人プラコレ

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター
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