東京・赤坂の東京ミッドタウンで、2月24日まで、「未来の学校祭」が開催中だ。
このイベントは、東京ミッドタウンとオーストリアのリンツ市を拠点に40年にわたり「先端テクノロジーがもたらす新しい創造性と社会の未来像」を提案し続けている、世界的なクリエイティブ機関「アルスエレクトロニカ」によるもので、今年で2回目となる。アート×テクノロジーを通じて未来社会をイベント参加者とともに考えていくことを目的としている。
本年度は「脱皮」をテーマに、アート作品や既成の枠組みを打ち破ろうとするプロジェクトを通じて、私たちの社会を取り巻く既成概念から脱皮するきっかけを提案する。
会場は、自分自身からの脱皮「脱皮ルーム」、新たな社会システムへの脱皮「脱皮スクエア」、先端的な技術・研究・プロトタイプへの脱皮「脱皮ラボラトリー」の3つのテーマで構成。
脱皮ルームには、Louis-Philippe Rondeau、Moritz Wehrmann、AKI INOMATAの作品を、脱皮スクエアにはh.o、長谷川愛、Guillaumit and Les Plasticiens Volantsの作品を展示。また脱皮ラボラトリーでは、「Project Alias」、「Dear Glenn, Yamaha A.I. Project」、「POLA Voice makeup spheres」、東芝「WaiNari」、博報堂アイ・スタジオ「People Thinking Lab」などが参加しており、現在進行形中のプロジェクトの体験やプロトタイプを見ることができる。
会期中は、展示以外にもパフォーマンス、トーク、ワークショップなど多数のプログラムが予定されている。
「第2回未来の学校祭 “脱皮 / Dappi -既成概念からの脱出-”」開催概要
期間:2月20日(木)~2月24日(月・振休)
時間:11:00~21:00
場所:東京ミッドタウン