100社100人の広報パーソンが集まる任意団体「若手広報担当者の会」は2月6日、都内で長崎県五島市の抱える課題解決するPR企画を考えるワークショップを開催した。40人の参加者が「地方創生」に関するPR方法と、地方自治体などの外部団体とのコラボ企画のつくり方を学んだ。
2018年2月にも同企画を実施。2年間の実績と、新たに取り組みたい課題解決内容についてオリエンテーションを受けた後、6チームに分かれて実際にプランを作成、共有した。
市の選出で1位に輝いたアイデアは「フリーな不安は五島で解決」というフリーランスへの子育て支援・生活拠点支援打ち出した施策。2位には「五島市で生み、五島市で育てる(故郷を五島に)」という20~30代の子育て世代の悩みに応えた、妊活相談サービスとのタイアップ企画や支援を打ち出した施策が選ばれた。
ゲストとして登壇した五島市 情報推進課の平野梓氏は「すぐにでも実現できそうなプランがあったので、関係職員で検討に入りたい。市の課題解決のヒントとなるターゲティングや連携できそうなメディアも教えていただき大変勉強になった」と語った。