LINE広告はこれまで、代理店を介しての申し込みが主流だったが、2019年11月にオンライン申し込みへの対応を開始。クレジットカードの登録だけで広告出稿が可能になった中、一貫して自社内で広告運用を行い、着実に成果を上げてきたリブセンスの取り組みに迫る。
LINE広告でしか、リーチできない層がいる
掲載課金のビジネスモデルが多い求人業界で、一線を画す「成功報酬型」を特長とするアルバイト求人サイト『マッハバイト』。アルバイトの採用が決まったユーザー全員に最大で1万円のお祝い金を支払う『マッハボーナス』が、独自のサービスとして支持を得ている。
2017年9月にサービス名称を『ジョブセンス』から『マッハバイト』にリブランディングし、ターゲットは高校生から20代前半などの若年層が中心。リブセンス Adチーム兼ブランディングチームの大坪誠氏は、「最近は認知(ブランディング)と獲得(Ad)チームが一体化し、これまで以上に一貫した施策を考えていくフェーズを迎えています」と語る。競合他社がマス広告などを活用する一方で、『マッハバイト』はWeb広告を中心に認知・獲得の双方を狙っている。
同社 マーケティンググループ リーダー 武藤可奈子氏によれば、広告施策の中でもWeb広告は「売上に直結する重要な位置付け」だという。大坪氏も「イメージキャラクター『マッハ先輩』『イチマン』など、ちょっとふざけたクリエイティブで潜在層への認知や集客を狙い、ニーズが顕在化している層に対しては、運用型広告を中心に確実に獲得につなげていきたい」と話す。
こうした考えのもと、リブセンスでは様々なメディアでWeb広告を運用・活用していたが、やがて武藤氏は「昨今、スマホの普及に伴いユーザー層の行動にも変化が見られてきた。リスティング広告や単純なディスプレイ広告だけではリーチできない層がある」と考えるように。そこで、2019年2月の『マッハバイト』のiOSアプリリリースに伴い、LINE広告への出稿をスタートするに至った。
「『マッハバイト』は高校生から20代前半という若年層のユーザーを主なターゲットにしているので、LINEさんとは獲得したいユーザー層が一致していると期待しました」(武藤氏)。
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