最高賞はアディダス「青春でかプリ」

第3回目を迎える「Metro Ad Creative Award」は、東京メトロの交通メディアをフル活用し、新たな価値を創出する表現や、アイデアを顕彰するアワード。グランプリはじめ各賞を受賞した企画やグラフィックを一挙に紹介する。

プランニング部門

 

グランプリ

アディダス ジャパン「青春でかプリ」
中村朱里氏、本多陽一氏

講評
「身体を動かすよろこび」ではなく「仲間との絆」に着眼したのがすばらしい(木村氏)

 

準グランプリ

アディダス ジャパン「全力ジャンプリ!」
小阪将央氏

講評
ネーミングがアイデアに直結していて強いアイデアだと思います(佐藤氏)


 

日本マイクロソフト「THE LIFE GAME」
小野将夢氏、熊川祐介氏、中村優希氏

講評
人生のポジティブ分岐点が「surface」であることを可視化した企画(吉田氏)

 

メトロアド賞

ボルボ・カー・ジャパン「TAKE OUT SMAVO」
岡本桃奈氏、吉村美穂氏、池田公海氏

講評
嗅覚や味覚にも語りかけている点がとても秀逸なアイデア(メトロアド)

 

デザイン部門

 

グランプリ

カルビー「この食感を味わえないなんて辛すぎる。」
安田広美氏、大友景祐氏、安田橙氏、安田陸氏

講評
電車の中でこの広告と出会うことを想像してみると、やはりこのビジュアルのインパクトが狙い通りに効いてるなと思いました。歯を大事にしようとメッセージしている企業広告の域に及ぼうとしているスタンスに感心しました(八木氏)

 

準グランプリ

徳島県「検索せずにいられない広告」
松沢洋祐氏

講評
なぜこうなった?という地名を発見した根気と熱意に脱帽です(渡辺氏)


 

日本ケンタッキー・フライド・チキン「みんな・サンダース」
蓮輪康人氏、三輪明日香氏

講評
地下を走る電車の中でも目を引くインパクトのあるデザイン(メトロアド)

 

学生部門

 

プランニング部門

ハウス食品「回せ!フルーチェ」
朝岡耕佑氏

講評
実際の生活者の反応や感情の設計が解像度高くイメージできている(木村氏)

 

デザイン部門

日本ケンタッキー・フライド・チキン「ケンタッキーのような人」
福田菜々氏

講評
ケンタッキーバーレルのスペシャル感を上手に、求人条件と結びつけているのがうまい(尾形氏)

 

審査員特別賞

ハウス食品「ちちしぼり」
菅野晴彦氏、松原沙希氏、大野聡馬氏/木村健太郎選

講評
およそ全ての要素において、無視して通り過ぎることは不可能だと思った(木村氏)


 

アディダス ジャパン「ひもみくじ」
大川将平氏、梶川裕太郎氏/佐藤カズー選

講評
「靴ひもでできたおみくじ」。ロッカーという駅らしさもよい(佐藤氏)


 

ハウス食品「日の丸フルーチェ」
遠藤海太郎氏、車戸高介氏/吉田宗平選

講評
「日の丸を混ぜたらフルーチェになる」という着眼点が圧巻(吉田氏)


 

カルビー「噛むポテトチップス」
玉田裕太氏/八木義博選

講評
勇気あるシンプルさが評価できます。潔く気持ちいい(八木氏)


 

徳島県「ウズウズするぜ」
宮川奨氏/渡辺潤平選

講評
コピーの野太さをさらに増幅させるデザインワークも秀逸(渡辺氏)


 

B.MARKETING「巨人VS巨人」
伊藤佑也氏/尾形真理子選

講評
人並みはずれた逸材たちの集団であることがわかる(尾形氏)

 

協賛スポンサー賞

アディダス ジャパン「部活プリ」
武市美穂氏、中川丈氏

講評
スポーツをする女子中高生のインサイトを捉えつつ、参加しやすいシンプルな仕掛け。実現性を感じる


 

日本マイクロソフト「Surface Land」
高津直孝氏、林正人氏

講評
「パソコン」を「エンターテインメントパーク」に昇華させ、楽しそう!と思ってもらえる独自性ある企画


 

ハウス食品「次のおやすみ何しよう?子どもとたのしむ100のアイデア」
伊藤麻衣氏

講評
父親のニーズ、かつ夫を家事育児に巻き込みたい母親の気持ちにも寄り添った提案となっている


 

ボルボ・カー・ジャパン「スマ本」
武田昂来氏

講評
通行人の目を惹くアイデアと、そこから深い理解へとつなげる仕掛けがある


 

カルビー「シェアに疲れた人のための堅あげポテト」
上遠野幹弥氏、矢部大成氏

講評
堅あげポテトの食シーンとして特徴的な、独り占めする幸せ感がよく表現されている


 

徳島県「みんな徳島に踊らされている」
金田幸裕氏、阿児駿平氏、河合菜奈子氏

講評
「電車内での動き」と「阿波おどり」が似ていることは、大きな「気づき」だった


 

B.MARKETING「Bリーグの劇的」
栗原拓人氏

講評
プロバスケ観戦の興奮するシーンをしっかりと伝えることができる革新的なデザイン


 

日本ケンタッキー・フライド・チキン「しあわせのバケツリレー。」
槇野結氏、渡辺光氏

講評
創業者カーネル・サンダースから店舗従業員を経て、お客さまに幸せが手渡されることを表現


▼受賞作品詳細はこちら▼
https://maca.sendenkaigi.com/award/

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