クラウドファンディングを手がけるREADYFORは4月3日、「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」を設立し支援の募集を開始したと発表した。医療機関などへの直接の支援のほか、必要物資、医療用防護具や医療器具などの支援、ウイルスに関わる研究や開発費用にも充てられる。最短14日で助成先に届く形とし、寄付額は1000円から。最終目標金額は設定していない。期間は7月2日までの90日間となる。
同社では「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金 有志の会」を設立。発起人は公衆衛生を専門とする、東北大学の小坂健教授が務める。会では、防護服の不足や要介護の高齢者のサポート体制の充実、子どもたちへのケアなどの重要性を訴えるなど、幅広い支援を呼びかけている。
同時に、助成対象となる個人・団体・事業者・医療機関・自治体などの募集も開始した。助成総額は1億円程度、件数は30~50件程度で1件あたり50万円~1000万円の助成額を想定している。