ライオンと墨田区がハブラシリサイクルを推進 区内85カ所に回収ボックス設置へ

ライオンは3月31日、東京都墨田区と「プラスチックの資源循環を目的に、ハブラシリサイクルに関する協定」を締結した。4月1日から、墨田区庁舎をはじめとした墨田区の公共施設、計85カ所に回収ボックスを設け、使用済みハブラシを回収している。

(左から)協定の締結式に出席した東京都墨田区の山本亨区長、ライオンの小林健二郎取締役上席執行役員。

同社は、2019年6月に「LION Eco Challenge 2050」を目標に掲げ、事業を通じての「資源循環(プラスチック、水資源)」に取り組んできた。行政のごみ回収事業と連携したハブラシリサイクル活動は、今回が初の試みだ。

集まったハブラシは、すみだ清掃事務所の清掃職員が定期的に集め、同社指定のリサイクル関連企業で再資源化。植物プランターなどのプラスチック製品の素材として活用していく。

また回収量に応じて、区内の「こども食堂」などを利用する子どもたちに同社製品を提供するとともに、歯みがき指導などを行い、オーラルケア習慣の普及、定着を図っていく。

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