5W1Hを見直したリリースでテレビ露出から商談まで獲得

デジタル領域に強みを持ち、自社開発プロジェクトへの挑戦も行うピラミッドフィルムクアドラ。同社初の専任広報担当者となった松本直也さんに話を聞いた。

ピラミッドフィルムクアドラ 広報 松本直也さん

2018年11月にプロジェクトマネージャー職から広報職に異動した松本直也さん。広報未経験から広報専任の担当者になったため、知識がほとんどなかった。そこで、体系化されたスキルを学ぶために受講したのが広報担当者養成講座だ。松本さんの上司が過去に同講座を卒業していたことも、受講の後押しになった。

講座では、広報として基本的なことから学ぶことができたと松本さんは話す。「今となっては当たり前ですが、以前は5W1Hを意識して、ニュースリリースを書くことが、できていませんでした。これを見直すだけで、受講中から成果につながりました」。実際に、リリースが起点となり、2本のテレビ番組、1本のWeb番組の取材が決定。

さらには、そのリリースを見た企業のマーケターからビジネスに繋がる商談の話を得ることもできた。その他にも、「リリースを発信する、SNSに投稿する際に、時事ネタを織り交ぜる」「情報の発信のタイミングを、時流を見極めて慎重に選ぶ」など学んだことをひとつずつ実践している。

松本さんは、こうしたスキルが身についたことに加え、広報担当者として意識を変えることができたと話す。

「最近では、他のメンバーに今取り組んでいることを聞いてみたり、講座で知り合った広報の方が所属する企業を訪問したり、積極的に行動するようになりました。他の企業の広報担当者から得た情報を参考に、社長へ新たな提案をするなど、ネットワークができたことも、資産になっています」。

広報職に異動してから1年が経過し、成果も現れ始めている。今後は既存事業に加え、自社開発のプロトタイプからクライアント案件に繋げられるような広報を目指しているという。「ピラミッドフィルムクアドラをより社会に求められる会社にしていきたいです」と意気込みを話してくれた。

松本さんが作成し、テレビ番組とWeb番組の取材、商談につながったプレスリリース。
自社初の専任の広報担当者として活躍するために、松本さんが受講した講座は……
「広報担当者養成講座」でした
 
広報業務の重要性が高まる一方で、業務の基本、また広報がカバーする分野を実務に活かせるレベルまで学べる機会は少ないものです。本講座は、広報に求められる資質、社内の情報が集まる仕組み、報道関係者への対応など広報が身につけておきたい基本を全10回でマスターできるカリキュラムとなっています。

 
<次回の開講のご案内>
講義日程:2020年6月26日(金)
回数:全10回
講義会場:東京・南青山
受講定員:100名

 
詳細はこちら
 

株式会社宣伝会議 教育講座本部
E-mail:info-educ@sendenkaigi.co.jp

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