2014年11月に設立され、100社を超える企業のマーケティング責任者が集うコミュニティに成長した「JAPAN CMO CLUB」は2020年4月より、名称を「CMO CLUB GLOBAL」に変更。今後は国内に留まらず、日本のマーケターの知を海外に発信、さらには海外のマーケターとの交流の場を持つなど、より高い視座に立った活動をしていく。
「CMO CLUB GLOBAL」としての活動の第1弾として、世界で活躍する日本人マーケターとのオンラインディスカッションを企画。1回目となる今回は現在、シンガポール在住でグローバルブランド「Pocky」の全世界の広告を統括し、ASEANのECビジネスを立ち上げるGlicoの玉井博久氏との緊急オンラインディスカッション企画を実施した。
COVID-19の感染拡大という難しい局面の中、世界のマーケットを相手に新しい価値づくりを考える玉井氏は、いま何を考えているのか。さらにCOVID-19を前にマーケティング、クリエイティブ、コミュニケーションに何ができると考えているのか。
より俯瞰的な視座でマーケティングに携わる玉井氏との対話から、これからのマーケティングが進むべき方向性を探っていく。
動画タイムライン(Total:46分)
00:45~04:30 Glico 玉井博久さん 自己紹介
04:30~05:40 加藤希尊さんが世界で活躍するマーケターとの対話に期待することは?
05:40~09:00 シンガポールでの仕事や生活の状況
09:00~13:00 COVID-19 流行下、いま、ブランドはどんなメッセージを発信すべきか?
13:00~17:46 玉井さんが考える、マーケティング 世界の潮流とは?
17:46~24:00 顧客からの信頼の獲得がデータ利活用戦略の成否を左右する。
24:00~29:35 社会環境が揺れ動く時、人々の価値観はどう変わる?
29:35~45:28 COVID-19状況下で、いまブランドにできることとは?
45:28~46:10 ディスカッションを終えて―CMO CLUB GLOBAL加藤希尊Founderより
参加者プロフィール
Glico 玉井博久(Hirohisa Tamai)氏
広告会社側(リクルートとTUGBOAT)のクリエイティブと、広告主側(グリコ)のブランド構築の両方の経験を生かして、デジタルを活用したマーケティングイノベーションをプロデュースし、カンヌライオンズなど受賞多数。現在グローバルブランドPockyの全世界の広告を統括し、売上に貢献。またシンガポールに駐在し、ASEANのECビジネスを立ち上げる。著書『宣伝担当者バイブル(宣伝会議発刊)』は若手マーケター・宣伝部員・広告会社社員に好評。
【参考記事】
「ポッキーをプログラミング教材に変えるアプリをグリコが開発した理由とは?」
「玉井博久氏の「CES2020」レポート」