博報堂が台湾大手独立系広告エージェンシーグループを連結子会社化

博報堂は4月27日、台湾の大手独立系広告エージェンシーグループである「Growww Media Co., Ltd.」の過半株式を取得、連結子会社化したことを発表した。

Growww Mediaは台湾株式市場に初めて上場した独立系大手広告エージェンシーグループ。統合マーケティング、アクティベーション、PR、イベント・展示会、デジタルマーケティングの領域でサービスを提供している。グループは「United Communications Group」「KY-Post」「Pilot Group」「Interplan Group」「Medialand」の5つの事業ブランドを有しているが、そのなかの「United Communications Group」は1970年設立で、台湾で最も長い歴史を持つ総合広告会社グループである。

連結子会社化は、日本企業が多く進出する台湾において、博報堂グループの統合マーケティング対応力を強化することが狙い。両社の連携により、台湾において広告領域に加え、大規模イベント/展覧会の企画・運営、トラディショナル/デジタルメディアの横断的ソリューション、UXを最大化させるデジタルキャンペーンの構築やPR業務など、広範囲にわたるサービスのクオリティ向上を目指していくとしている。

Growww Media社の経営陣。(写真最後列右から2人目)同社取締役社長 Vince Cheng氏。
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