Glicoの「Pocky」は、5月15日の「国際家族デー」に合わせて家にいながら、バーチャルでカカオ農園を旅行する体験ができる360°動画を公開した(英語版)。動画に登場する農園は、「Pocky」に使用されているチョコレートを生産している農園という。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、世界中で多くの人が外出自粛を余儀なくされているなか、同ブランドが掲げるスローガンである「Share happiness!」を体現し、家族などと一緒に家にいながら、海外旅行の体験、そしてチョコレートについて学ぶ機会を提供しようとの狙いがある。
新規に撮影をするのは難しいことから、過去に撮影をしていた既存コンテンツを再利用している。
施策を企画した、江崎グリコの玉井博久氏は「外出自粛中の家庭では、お子さんに外で遊んだり学校に行ったりする機会を与えることができず、ストレスを抱えている方も多いのでは。そうした方々に向けて、ただ“頑張ろう”といったメッセージやイメージを届けるのではなく、Stay homeのこの期間に『Pocky』が具体的にどのように役立てるのか、Share happiness! の機会を提供できるのかを考え、撮影ができなくても、すぐに実行できる企画として、既存のコンテンツを利活用することに決めた」と話している。
さらに日本でも2016年から提供を開始した「Pocky」を使って楽しみながらコーディングの基礎を学べるアプリ「GLICODE®」の提供も外出自粛期間中のこの時期に積極的に展開。
「GLICODE®」は 「Pocky」を動かしながら適切に配置することで、3つの基本的なコーディングの基礎、SEQUENCE、LOOP、IFを学ぶことができるというもの。