セブン-イレブン・ジャパンは5月7日、2021年内を目途にカンボジアに初進出することを発表した。同社の完全子会社である米国の7-Elevenが、タイのCP Allの子会社であるCP ALL(Cambodia)とマスターフランチャイズ契約を締結した形だ。
CP Allは1988年にタイのセブン‐イレブン運営会社としてチャロン・ポカパン・グループが設立。1989年にはタイ・バンコクに初のセブン‐イレブンを出店し、現在は日本に次ぐ約1万2000店舗をタイ国内で展開している。カンボジアにおいても、店舗展開・中小小売店の近代化・顧客の利便性向上を目指す。
7-Eleven President and CEOのJoe DePinto 氏は「CP Allはカンボジアの消費者や観光客に当社のブランドの利便性を提供できる企業。同国内に雇用と経済的機会をもたらすことを約束します」とコメントした。セブン-イレブンはアジアを中心に世界18カ国・地域に展開している。