ヤッホーブルーイング(長野・軽井沢)は5月20日、オンラインファンイベント「よなよなエールの“おうち”超宴」を5月30日と6月6日の2週にわたって開催することを発表した。2015年に始まったファンイベント「よなよなエールの超宴」の初のオンライン化だ。
「“おうち”超宴」は、午後1時~5時に「よなよなエール公式YouTubeチャンネル」で開催。両日とも同じコンテンツを生配信する予定だ。会場は、乾杯式やアーティストによる演奏がある「わいわい乾杯広場」と、テイスティングセミナーやお菓子とのペアリング提案などを行う「なるほど学び広場」の2つに分け、同時進行する。
参加者は、同社のクラフトビールやグラスを用意してYouTubeにアクセスするだけ。リアルイベントはチケット制だったが、本イベントは無料で参加できる。また、配信中はYouTubeのコメント欄やSNS(Twitter、Instagram)に投稿されたコメントをスタッフが随時読み上げるため、双方向のコミュニケーションをとることが可能だ。
運営には、2015年から不定期で開催してきたオンライン飲み会「よなよナイト」(約1時間の生配信)のノウハウを活かす。井手直行代表取締役社長は、「4時間という長時間の生配信は初めてなので難しさもありますが、良いコンテンツをつくっていきたいです」などと話した。
同社は2020年度のリアルイベントはすべて中止しており、今年の「よなよなエールの超宴」も5月30~31日と6月6~7日に2000人規模で実施予定だったが、中止の判断を下した。