新型コロナの終息を祈願し、大分県「シンフロ」にアマビエが登場

かねてより「おんせん県」を標榜し、県内のさまざまな温泉でシンクロナイズドスイミングをする動画「シンフロ」シリーズを展開してきた大分県が、新作動画「うちフロ」を公開した。

 
滝廉太郎の名曲「花」のメロディーに乗せて、♪〜家に帰ったら、すぐお風呂〜という歌と共に登場するのは、妖怪アマビエだ。江戸時代に疫病の到来を予言したとされるアマビエが、大分県のさまざまな温泉でシンフロ(温泉でシンクロナイズドスイミングをする)を披露する。

♪〜 もう少し あともう少し うちフロを楽しもう
それぞれの場所でできることをやろう
こんなに人類が一つなら その日はやってくる やってくる

と歌い、新型コロナの終息を祈願。そして、みんなが自由に行き来できるその日まで、あと少し自宅のおフロを楽しもうと呼びかける。

企画決定後、緊急事態宣言が想定より早く解除されたこともあり、制作スタッフはスケジュールを前倒し、2週間で本動画を制作したという。特に歌詞は企画提案時からローンチまでの間、日に日に変わる世の中の状況に合わせてメッセージを変更しながら進めた。また映像制作においては3密を避けるため、過去に撮影した温泉素材や、制作メンバーが各自家のお風呂を撮った映像を使用。歌の収録、動画の編集もリモートで実施し、リスクを回避した制作に努めた。

 

5月28日の公開後、大分県には全国から多くの反響が寄せられている。「2015年の『シンフロ』の動画をご存じの方も多く、Twitterの投稿では「アマビエさまって…おひとりじゃ無かったのですね!?アーティスティックスイミングも出来るなんてびっくりです!!日本代表のコスチュームに取り入れるのも良いかも」とアドバイスのお声もいただきました。『まだまだうちフロ』というロゴも県内企業から商品のロゴとして使わせて欲しいとの問合せもありました。このような時だからこそ、より多くの方に見ていただき、活用いただきたいです」と、県担当者は語っている。

現在、おんせん県おおいた うちフロ公式サイトでは、うちフロを楽しんでもらうべく、大分県別府市明礬温泉の活発な温泉蒸気を結晶させて作られる天然の入浴剤「湯の花」(7個入り)を、オリジナルのアマビエパッケージに入れてプレゼント中。Twitterで「うちフロ(@uchifuro)」アカウントをフォローし、本動画のツイートをリツイートすると、応募対象となる。

スタッフリスト

企画制作
九州博報堂+BIGSTONE inc.
CD+企画
福嶋毅
CD+C+企画
久冨和寿
C+企画
山口洸平
AD
音丸雄
D
平田裕介
PR
大石政治
メディア・PRプラン
林綾、山元奈津美、高山真梨子
PRプランナー
小林みのり、北島美佳、川畑めい
演出
中村達也
アニメーション
渡辺洋平
歌い手
山下遥夏
音楽
石橋序佳
イラスト
大坪由香里
家写真提供
浦志みつ子
AE
井上優

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター
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