味噌・醸造製品メーカーのハナマルキは6月1日、マーケティング部内に採用を担当する専門組織である「リクルーティング室」を新設した。
同社では2019年6月にマーケティング部のメンバーを中心とし、営業、商品開発など現場社員で構成された「新卒採用活動プロジェクト」を発足。このプロジェクトを推進していくなかで、学生に対して「どう自社をPRするか」という広報・プレゼン活動が、採用の結果を左右することが分かってきたという。
広報の経験が豊富な部署が採用を担当する、「マーケティング部リクルーティング室」を設立することで、これまでの取り組みをより強化し、マーケティングの視点を取り入れた改革を推進していく考えだ。
2021年新卒採用活動では、新型コロナウイルス感染症対策として、すべての面接をオンラインで実施。また、新卒採用サイトと会社紹介ムービーを新たに作成した。同社は、「迅速なオンライン面接化や映像制作が可能になったのは、普段から広報活動、映像制作の経験があるマーケティング部が主体であったからと考えている」とコメントしている。