横浜DeNAベイスターズは6月17日、KDDIと共同で「バーチャルスタジアム」を開設する構想を発表した。「もうひとつの横浜スタジアム」という位置づけで、新たなスポーツの観戦体験の提供を目指す。リモートマッチ(無観客試合)開催時など、さまざまな環境下でのファンとのコミュニケーション方法も検討する。
昨年8月に締結した「スマートスタジアム」構築に向けた提携を発展させ、ベイスターズの各事業とKDDIとの連携を強化する。6月16日には、KDDIのスマートフォン決済サービス「au PAY」をスタジアム内の飲食店や売り子による販売に導入した。
「スマートスタジアム」構想では、所属選手のトレーニングにICT(情報通信技術)を取り入れたり、360度視点やAR(拡張現実)技術を取り入れた観戦体験などを発表していた。